
言語聴覚士「今の職場を辞めたい。人間関係とか上司の圧とか、いろいろ大変。でも、こうやって仕事から逃げちゃうとダメかな…」
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
- 今の職場を辞めたいなら、すぐに逃げよう
- 我慢し続けるには、職業人生が長すぎる
- 仕事を辞めて逃げる前に考えておくこと
「辞めたいけど、収入をなくすわけにはいかないし…」
「辞めるって職場に伝えることがストレス」
「次の職場が見つからなかったらどうしよう?」
色々な理由で退職に踏み切れずにいる人もわりと多いのではないでしょうか。
でも、「辞めたい」と思いながら消耗していると、人生の時間がもったいないです。
自分を大切に、人生の歩み方を考えてみましょう。
【言語聴覚士】今の職場を辞めたいなら、すぐに逃げよう

結論からいうと、すぐに逃げるべき。
我慢しすぎると消耗してしまう
仕事で我慢ばかりして疲れ切ってしまうのは、あまり良くないと思います。
なぜなら、仕事で疲れ果ててしまうせいで、せっかくの休日は寝ているだけ…なんてことでは人生の時間がもったいないですよね。
つまり、嫌な仕事で我慢して消耗していたら、人生の楽しみがなくなってしまいます。
わりと古風な考えを持っている僕は、仕事から逃げたら終わり。「逃げ続ける弱者の人生」になってしまう…と思っていました。
でも、そんなことはありません。
僕も含め、周りには仕事から逃げた友人もいます。そして、別に1度や2度、仕事から逃げたって別に普通に生きているのが現実です。

大切なこと:言語聴覚士の職場は幅広い
幸いなことに、言語聴覚士はいろいろな職場で働けます。
例えばですが、病院、クリニック、高齢者施設、放課後デイサービスなど。
その他にも、ST養成校の教員や研究所の職員とか、、、、
あとは、一般企業とかフリーランスなんかもありますよね。
つまり、選択肢は幅広い。
なので、今の職場から逃げても働く選択肢はたくさんあります。
これは過去の僕ですが、激務の職場で消耗していました。でも、逃げることはできず、潰れてしまいそうでした…。
なぜ、逃げられなかったのか?
それは、当時は「今の仕事がこなせないようじゃ、他の職場では通用しないだろう…」と思っていたからです。
でも、これは違います。
職場とのマッチングの問題も大きい。
誰でも「得意・不得意」はありますよね。同じように職場にも個性があります。
職場が大切にしたい部分と自分の苦手分野が重なってしまうとシンドイですよね。
でも、職場が変われば大切にしたい部分も変わるので、自分が変わらなくても上手くマッチすることもあります。
新しいスキルを、3か月で身につける方法
「職場とはマッチングの問題」とはいっても、自分自身にできることが増えることで自分に合った職場に出会える可能性は高まります。
要するに、自分が得意or嫌ではないことを職場が求めているという状況は居心地が良いはず。
そのために、サクッとスキルアップしておきましょう。
※結論、「僕なら、本を読む」です。
基本的に、新しいことを学ぶ時には、その分野の本を2~3冊読むようにします。できるだけ、立場の違う人が書いた本を。
例えば、小児の摂食嚥下の分野だったら以下のような感じ。
- 歯科の先生の本:小児の摂食嚥下障害と食事支援
- 小児科の先生の本:子どもの意欲を引き出す摂食嚥下支援
- 言語聴覚士の先生の本:摂食嚥下障害学 第2版
「小児の摂食」みたいな少しマイナーなところの知識・スキルを身につけておくと、意外と重宝されたりします。
我慢し続けるには、職業人生が長すぎる
繰り返しの結論ですが、職場を辞めたいと感じている時点で自分に合っていないです。
だから逃げましょう。
職場の人間関係でうまくいかないという場合も同様です。大人になると、なかなか性格は変わらないので、意地悪な人とかいる場合には別世界で生きましょう。
そして、自分の気持ちに逆らって我慢し続けるには期間が長すぎます。あと、1~2年我慢すれば定年退職とかならいいですが、この記事を読んでいる人はそうじゃないですよね。
20代だとしたら40年くらい、30代でもあと30年くらいの間、我慢し続けますか?
逃げるべきです。

職場を辞めたい言語聴覚士が、逃げる前に考えておくこと3つ

以下の3つは、考えておくべきです。
- ①:体調はどうか?
- ②:どんな仕事がしたいか?
- ③:金銭的な余裕はあるか?
順番にみていきます。
最重要:体調はどうか?
当然ですが、体調が最重要です。
でも、渦中にいると、自分の体調変化に気づけなかったりするので、注意が必要。
体調によって「辞める時期」を決めるといいかなと思います。
- 寝られない→今月中に辞めましょう
- 食べられない→今月中に辞めましょう
- 疲れがとれない→早めに辞めましょう
- 朝、憂鬱になる→早めに辞めましょう
- わりと大丈夫→今年中に辞めましょう
こんな感じですかね。
心身に不調があらわれているなら、本当によくないです。一度、体調を崩してしまうと、回復に時間がかかります。
※まずは休みましょう。
体調が戻ってくれば、いつでも次のステップの行動は踏み出せます。
なお、わりと大丈夫な人は「働きつつ、次の職場を探し始める」という方法がオススメです。
次に重要:どんな仕事がしたいか?
自分らしく、心地よく働きたいですよね。そのためには、自分が「どんな仕事をしたいのか?」をもう一度、考えてみましょう。
※僕の場合は、「小児の摂食もみれる職場で働く」でした。
この記事を読んでいる人にも、「〇〇の分野で働いてみたいな」「〇〇ができる職場がいいな」という希望がありますよね。そこに挑戦しましょう。
たぶん、ここがすごく大事。働く前の学生の頃には分からなかったことも、一度働いていればかなり具体的に考えられるはず。
僕は「転職するなら、ぜひ小児へ!」と言いたいところですが、自分の価値観に従って「自分軸」で決められたらいいですね。

もう1つ重要:金銭的な余裕はあるか?
今の日本の制度だと、次の職場が決まらずに辞めたとしても失業手当とかもらえるので、すぐに生きていけないという事態にはならないと思います。
でも、結婚していて自分だけの生活じゃなかったり、各種のローンがあったりと、金銭面については個々の事情がありますよね。
正直、僕も今すぐに失業手当だけで家族を養うのはかなりキツイ…。
とはいえ、言語聴覚士はわりと転職しやすい状況なので、PT・OT・ST WORKERなどの転職サイトを利用しちゃえば次の職場は見つけやすいです。
体調が大丈夫なら、「働きつつ、転職エージェントに相談して次の職場を探す」というのが賢い転職活動かと。収入が途切れる期間が最小限にできますしね。
最初の一歩を踏み出そう!
というわけで、「職場を辞めたい…」と思っている人がすべき行動は「逃げる」です。
「逃げる」というとネガティブな印象があるかもですが、人生を豊かにするための行動だと思っても良いのでは。
言語聴覚士の職場なんてたくさんあります。自分に合うところで働けると、かなり働きやすいですよ。
逃げるための最初の最初の一歩は以下。
- 体調がダメ:辞める(
退職代行もアリ)→休憩
- まだ大丈夫:転職エージェントに登録→働きつつ求人検索
》【選び方】必見!言語聴覚士の転職サイトおすすめベスト3
今回はここまで。幸せに働くための行動をしましょう。