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【飛躍】昇給の少ない言語聴覚士が、人生を豊かにしていく戦略【実績→副収入】

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言語聴覚士「なかなか給料が上がらない。毎年、昇給はするものの数千円なんだよな。どうにかならないかな…」

こういったテーマで書いてみようと思います。

この記事の内容

  • 昇給が少ない言語聴覚士の未来
  • 実績を作って、副収入につなげるべし
  • 職場の外から仕事をもらおう

言語聴覚士の仕事自体はやりがいもあるし、楽しく働けているという人でも、給料の不安は少なからずあるのではないでしょうか?

安定した収入が得られることが魅力の言語聴覚士ですが、本音をいえば「もう少し昇給してもいいんじゃない?」という気持ちもありますよね。

この記事では、昇給が少ない言語聴覚士が人生を豊かにしてくための戦略について書いていこうと思います。

昇給が少ない言語聴覚士の未来【座った椅子で決まる】

僕の周りの言語聴覚士を調べたところ、昇給率は1~2%くらいでした。

  • 現在20万円→10年後、約23万円
  • 現在25万円→10年後、約29万円
  • 現在30万円→10年後、約35万円

昇給率を1.5%として計算すると、上記のとおり。定年まで働き続けても、あまり月給は伸びないですね。

もちろん、これは概算ですし、昇給率は職場によって変わるので、すべての言語聴覚士がこうなるというわけではありません。

そして、職場によっては各種の手当がついたりするので、もう少しもらえる人もいるかと思います。

でも、基本給が少ないとボーナスも少ないわけで、昇給は大切ですよね。

座った椅子で給料が決まる

先ほどの給料や昇給の話は、分野によって若干変わります。

例えば、「訪問リハ」とかだと待遇が良い場合も多いですよね。あとは、補聴器業者などの一般企業に勤める場合も給料が高い傾向があるようです。

事実:職業選択の時点で、給料はほぼ決定している

とはいえ、大多数の言語聴覚士は医療・福祉の分野で働いており、おおよその給料は決まっています。

月収50万とか100万とかっていうSTはレアキャラかなと。昇給率が他の業界と全然違うので、同年代で「金融・不動産・IT」とかに就職した友人との差は開くばかりって人も多いのでは。

悲しいことに、働く時間、仕事量はそんなに変わらないのに、収入だけは倍以上の開きができます。

やりがいだけでいいのか?

言語聴覚士はやりがいのある仕事です。「人の役に立つなら、給料が低くてもいい」と言う人もいます。

たしかに正論だと思います。充実した気持ちで働いていると、人生は豊かになりますし。

でも、お金は大切です。お金があることで人生の歩み方が広がります。

例えば、家を購入したり、子育てが始まったりすると、言語聴覚士1人の給料だけで家計を回すのは、、、シンドイです。なので、共働きをせざるを得なくなります。

現状では、より質の高い臨床を目指すために大学院などで学ぼうとしたり、少し体調が悪いから仕事をセーブしたり、ということに一大決心が必要です。お金があれば、このあたりをもう少し流動的に考えられますよね。

現状を踏まえつつ、戦略をたてよう

ここまで、なんだか悲観するようなことを書いてきましたが、だから言語聴覚士はやめたほうがいいというふうに思っているわけではありません。

とてもやりがいのある仕事ですし、仕事自体が人生を豊かにしてくれます。

ただ、「お金に関しては現状について知り、戦略的に取り組んでいこうよ」という提案です。

昇給の少ない言語聴覚士は「実績→副収入」を目指すべき

昇給というか、トータルで手元に入る収入を増やしましょう。

具体的には、以下の3ステップで取り組んでいけると良いと思います。

  • その①:実績をつくる
  • その②:職場以外から仕事をもらう
  • その③:さらに実績をつくる

順番にみていきましょう。

その①:実績をつくる

対外的に証明できる実績をつくりましょう。

  • 筆頭著者として論文を書く
  • 職能団体で役職を得て動く
  • 職場内で昇進する

上記のような感じ。

大切なのは職場の外の人でも一目で分かる実績をもつこと。例えば「臨床を頑張ってます」とかの話って、「どこを、どのように頑張ってるの?」って感じです。

「臨床での疑問にコツコツと取り組んで、論文として世に出せました」と言えば、「おぉ、素晴らしいですね」となります。

要するに、誰から見ても分かりやすい実績が大切という話です。

勘違い:「自分の職場は、実績を評価してくれない…」

例えば、「論文なんか書いても給料が上がらない。コスパが悪すぎる」という人がいますが、あまり目先の利益ばかり追わないほうが良いと思います。

大切なのは「自分の市場価値を高めること」です。

つまり、分かりやすい実績を武器に、職場の外の世界からの評価を高めることが大切。外からの評価が上がれば、自然と職場内の評価だって上がるはずです。

もし、職場が実績を正当に評価してくれない…と感じているなら、PT・OT・ST WORKERなどの大手の転職エージェントに聞いてみると良いと思います。自分の市場価値を客観的に教えてくれますよ。

》【言語聴覚士】自分の市場価値を知っておくべき【搾取されない職場へ】

その②:職場以外から仕事をもらう

上記のような実績が積み上がってくると、自然と職場の外からもあなたのもとに仕事が集まります。

例えば、以下のような仕事。

・書籍の執筆

・論文の査読

・学会でのシンポジスト

・セミナーでの講師

・養成校での講義

例えば、上記のような感じ。これらは、実際に僕が頂いた仕事です。

生々しい話ですが、「セミナー講師」や「養成校での講義」は1時間9000円とかもらえたりします。「書籍の印税」は本を書いてしまえば、後は何もしなくても毎年収入が入るのでうれしいですね。

でも、中には「論文査読」「学会シンポジスト」のような無料で引き受ける仕事もあります。

注意:搾取されないように気を付けよう

外からもらえる仕事が増えてくると、中にはひどいオファーも来ます。

大切にしたいのは「自分の成長につながる仕事かどうか」

この視点で選んでいけると良いと思います。成長につながると判断できれば、報酬が安くても引き受けて良いかと。

僕の場合、学会シンポジストや論文査読は無料でも引き受けました。そして、これらをきっかけに広がった人脈や仕事がありました。

その③:さらに実績をつくる

職場以外からもらう仕事は、実績に直結するようなものも多いです。

例えば、「書籍執筆」「学会シンポジスト」などは履歴書にも書こうと思えば書けますよね。

こういった実績をもとに、さらにいろいろな仕事の話がもらえるようになります。

最強のサイクルをつくる

例えば、ある分野の教科書の一部を執筆したとします。その本が評価されると、他の分野の書籍の執筆の依頼がくることがあります。

例えば、以下のような感じ。

  • 言語聴覚分野で摂食嚥下について書く
  • →歯科の分野でも執筆依頼をもらう
  • →理学療法の分野でも執筆依頼をもらう

1つの仕事が実績になり、それをもとに新たに実績となる仕事をもらえる。こういったサイクルに入れると最強です。

そして、自然と副収入も増えていきます。ぶっちゃけ、これらの収入で僕は年間20万円くらい稼いでいます。(加えて、記事の最後で紹介する副業でさらに副収入アリです)

「昇給が少ない…」=言い訳

「昇給が少ない」「給料が上がらない」という愚痴は、ただの言い訳だと思います。

厳しいようですが、そのように思うなら打開するための行動をとるべき。

言い訳は排除しよう

行動してみて、うまくいかないなら考えようがあります。何がうまくいかないのか原因を探索していけば良いだけです。

でも、何もしないでグチグチ言っているだけでは、当たり前ですが何も変わりようがありません。

まず、行動です。動きつつ、考えていけばOKだと思います。

投資でお金を増やすことも忘れずに

投資というと「危ない」というイメージが強い人もいるかもしれませんが、つみたてNISAを利用して投資信託をコツコツと購入していくのは比較的リスクが少ないと思います。

税制面でかなり優遇されるので、つみたてNISAをまだ利用していない人は、今すぐにでも口座開設すべきですよ!

詳しくは、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

実績を作りつつ、副業収入を目指すのもあり

今回は、ここまで。最後に少しだけ副業収入の話を。

上記のような実績作りには時間がかかります。コツコツと取り組んでいくことが大切です。

でも、前に進んでいる感覚が得にくいのも事実。

なので、並行して副業収入を目指すのもオススメです。副業といっても、休日にアルバイトのように時間と体力を消耗するのはやめましょう。本業に支障がでます。

日常の空いた時間に取り組めて、あなたが働かなくても稼いでくれるような仕組みを作れると良いですね。

詳しくは、以下の記事で紹介していますので、興味のあるかたはどうぞ。

》【実現】年収50万円UP!リハビリ療法士におすすめの副業【やらなきゃ損】