
言語聴覚士「なんだか仕事が楽しくないな。この仕事が向いていないのかな…」
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
- STの仕事があまり楽しくない人へ
- 行動することで状況は変えられる
- 楽しくない職場を辞める前にやること
「仕事が楽しくない」「やりがいを感じにくい」このように思っていませんか?
毎日やる気に満ちあふれて仕事ができればいいですが、現実はそうもいかないですよね。
でも、楽しく働けるかどうかは、職場と自分のマッチングの問題という面もあるのではないでしょうか。
楽しく働けさえすれば、やる気ややりがいは自然とわいてくるものだと思います。
言語聴覚士の仕事があまり楽しくない人へ



結論、現状から変化しましょう。
仕事は、楽しんだ方がいい
今となっては、仕事は楽しむべきだと思っています。
自分の好きな仕事を、気の許せる仲間と一緒に、楽しく取り組む。
こういった想いになれたのは、今の職場に移ってからでした。
もともとはかなり大きな施設で働いていました。言語聴覚士だけで20人くらいの大所帯。
何をするにも同僚の意思統一と上司の許可をとるのが大変でした。
自分の中で「やりたい!」「こうした方がいい!」と思っても、なかなか前に進めないわけです。楽しくないし、シンドかったです。
最初の職場では、認められなかった
僕の場合、人間関係を調整するセンスがありません。
他人の機嫌をとるのが苦手だし、余計なことを言ってしまう。笑顔でさりげなく調整とかって、ほぼ無理なんですよね。
もともと数学が好きなので、いろいろとデータで分析していました。すると、場合によって「仕事を分散した方が効率的になるところ」も出てくるのですが、うまいこと進めることができませんでした。
あと、研究とか統計とか学ぼうとしても「もっと臨床に直結することをやったほうがいい」という謎の圧力があったんですよね。
しかし、僕はモヤモヤしながらも、上司や先輩の言うことを聞いて過ごしていたわけです。
この頃、楽しそうに仕事をしている友人がうらやましく見えていました。
場所を移したら、激変した
その後、大所帯に疲れたこともあって、小さなクリニックで働くことにしたんですが、これが僕には合っていました。
スタッフ間の意思疎通がスムーズだし、わりと自由に働ける。あとは、アットホームな雰囲気も良かったです。
院長が「〇〇やってみよう」と思いつきでプロジェクトが始動することも多くありました。このあたりから、「仕事が楽しい」と思えるようになってきます。
要するに「環境が自分に合えば、楽しく働ける」ということ。
あなたは、どうでしょうか?今の職場が微妙なら、行動してみるのも良いと思います。
行動することで変えられる
たぶん、行動することで、人生は変えられると思います。
- 嫌なことから逃げる
- 興味のあることを学ぶ
- 成長できる環境に身をおく
など。他にも、なんでもいいと思います。
僕は「そのままの自分で働ける場所」にたどり着いたおかげで、快適に生きられるようになりました。
行動するときは、不安が大きいと思います。僕もそうでした。でも、行動すると仲間も増えるし、学びもある。なにより楽しいですよ。
言語聴覚士が楽しくない職場を辞める前に、やるべきこと



まずは、働くにあたっての「適切なマインド」を身につけるべき。
そのために、職場選びの本を1~2冊読んでみるのもオススメです。
例えば、以下。
良い職場の条件とは
本を読んでみた上で、自分に当てはめながら適切な職場の条件を考えましょう。
僕の場合は、次のとおり。
- 認められる
- 成長できる
この2つです。順番に解説します。
僕が思うに、「認められている安心感」があることで快適に働けると思うんですよね。
いつもビクビクしていたり、なんだか不安になるような働き方は辞めた方がいい。不健康です。
そうじゃなく、成功したら褒めてもらえて、創造的な取り組みが歓迎される方が、生産的だと思います。
そこで働くことで、自分が成長できるかを考えます。
僕の場合だと、ちゃんと周囲を納得させる企画を考案すれば、応援してもらえる環境に移れました。それにより「新たなスキル」が蓄積されるので、仮に今後に転職するとしても幅がでますよね。
転職に向けての準備とは
まず気を付けないといけないのは、適当な職場選びをしていけない、ということ。
今の職場が楽しくないので、あまり考えずに「家から近い職場」に転職したとします。
職場環境をリサーチしていないので、自分の希望をかなえられないですよね。
じゃあ、どうするか。
当たり前ですね。でも、この場合の情報収集は求人票をみるだけではダメです。
職場の人間関係や上層部の考え方など、働きやすさに通じることは求人票だけでは読み取れないことがほとんど。
このような内部情報が、かなり重要です。
エージェントは、無料で利用できます
職場の内部情報の収集にあたって、できるだけ時間も節約したいですよね。
友人が目当ての職場で働いているなど、人脈があれば話は早いです。でも、そんな偶然はめったにありません。
そんな人は、転職エージェントに相談してみると良いと思います。関東で探すなら「
エージェントに聞いてみて、可能なら実際に職場見学をしてみれば、おおよその雰囲気はつかめます。
たぶん、今はほとんどの人が転職をしようと思ったらエージェントに登録していると思います。これが最初の行動になりますね。
》【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ
というわけで、以上です。理想とする職場の条件は人それぞれだと思いますので、ぜひ、自分の中で整理し直してみてください。