
言語聴覚士「職場の人間関係が大変。合わない人・理解できない人と働くことに疲れちゃった…」
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
- 理解できない人との職場での人間関係
- 優しい人ほど消耗してしまう
- のほほんキャラで楽に生きてみよう
職場での人間関係。言語聴覚士に限らず、悩む人が多い問題だと思います。
「人間関係で悩むことなく、本来の仕事に注力したい」このように思いませんか?
この記事では、職場にいる理解できない人との付き合い方や、人間関係の悩みを軽くするためのマインドについて紹介します。
あくまで僕個人の意見なので賛否両論あるかもですが、参考になることがあればうれしいです。
【言語聴覚士】理解できない人との職場での人間関係



結論、付き合わないようにすべきです。
分かり合えない人は、確実にいる
生きていると「ん?なんかこの人の言っている意味が分からん。ヤバくないか?」という人に出会います。そんな人とは付き合ってはいけません。
一緒にいるだけで消耗します。距離を置いて、会話をしようにして、離れて生きていくべき。
自分を守りましょう。
距離感にもよるかもですが、離れられないところにいるなら、部署移動 or 転職だと思います。例えば、同じ病棟のリハビリ科内にいるとか。
そこで耐えたとしても、何も得るものはありません。苦しむ時間は短い方がいいので、はやめに見切ることが大切です。
自分の身を移すことにはパワーが必要ですが、「穏やかな心」は何よりも優先すべきだと思います。
相手と分かりあおうとしてもムダ
よくある話、「相手を理解しよう」「相手と話し合おう」とかいう意見もありますよね。でも、僕自身はこれで解決したことはありません。むしろ、マイナスだけが発生したことも…。
分かり合えない相手は、おそらく自分と年齢が近いか年上だと思います。その場合、相手にはプライドもあるし、思考は固まりつつありますよね。
しかも、あなたが「分かりあえない」と思うような人です。
※注意される→考え直す→行動を見直す
このサイクルが期待できる人なら、おそらくは既に分かり合える仲になっているのでは?
では、具体的にどうするか?
僕も働いて15年以上経ち、いろいろな人と仕事をしてきました。今でこそ、わりと平和に生きていますが、過去には「この人はムリだ…」という人がいました。
「ヤバい!絡まれた!」って時には、とにかくスルーです。これが正解の対処法。
※でも、無視するのはNGですよ。無視は相手を怒らせるので。
無視するのではなく、「無関心にスルーしちゃう」です。聞かれたことに「あー、そうですね」くらいの返事。
僕の場合は、そういう人とは仕事に関する本当に最低限の話くらいにして、日々の絡みには透明人間みたいになって過ごしていました。
良い人とだけ付き合うのが大事
これが結論になりますが「良い人と、良い人間関係を作る」ことが大事だと思います。
※要するに、一緒にいて「心地よい人」との関係を広げていけば、自然と人間関係は好転します。
心地よくない人とは、離れる。
たぶん、同じような志で職業を選んだ人たちが職場には集まっていると思うので、基本的には付き合いやすい人が多いのでは?
とはいえ、中には自分と合わない人もいます。仕事の面では割り切って関わるとしても、それ以外の場面では逃げちゃって大丈夫です。
優しい言語聴覚士ほど、人間関係で消耗してしまう



人間関係で消耗してしまう人は、優しい人が多いと思います。
でも、もっと自分を大切に、時には優しさを捨てても良いのではないでしょうか。
嫌なことから逃げるスキルも大切
優しい人の特徴として、我慢してしまいやすいところがあるように思います。なんでも自分で背負ってしまうことも多い。
例えば、自分の仕事だけでも大変なのに、気が利きすぎてしまうので他の人の仕事まで引き受けてしまう。本当は限界が近いのに、断れず…。
うまく断ったり、さりげなく自分の気持ちを伝えるスキルも重要です。
仕事を例にすると、「私も〇〇が大変でね~」とシンドイ気持ちをさらりと伝えればOK。
それでも押し付けてくるツワモノがいるかもしれないですが、「ムリムリ。笑」みたいに答えていれば、だんだん相手も頼みにくくなります。
優しすぎると、つけこまれる
相手も無意識なことが多いかもですが、優しい人の周りには「相手の時間を搾取する人」が集まりやすいです。
厳しいようですが、それは優しすぎる側の問題もあり。なんでも笑顔で「いいですよ~」といっていたら、頼む側の罪悪感もなくなっていってしまいますからね。
別に相手の仕事を手伝わなくても嫌われないですし、まずは自分を大切にしてOKです。便利な人間になんかならなくて良い。
なんとなく、その場でのキャラ設定ってありますよね。例えば、「熱血キャラ」「適当キャラ」「真面目キャラ」とか。
たぶん、優しすぎる人は「真面目キャラ」「親しみやすいキャラ」あたりになっているのでは?
僕は意識的に「適当キャラ」を演じるようにしています。本来はいろいろと気になっちゃう「真面目キャラ」で中学では生徒会とかやるような人なんですが。
のほほんキャラが生きやすい
「適当」というと少しイメージが悪いかもしれないので、「のほほんキャラ」くらいで生きていけると楽だと思います。
要するに、「なるようになるさ」くらいのフワフワした存在。意外と、そこまで真面目に構えなくても仕事は回るものです。
臨床とか、研究とか、自分でコントロールできる仕事は本来の自分のスタイルでガッツリ取り組めばいいと思います。
ここで言いたいのは、ムダに人間関係で消耗しないようにしようよっていう話。
すこしずつ、鎧を脱ごう
すべての人に優しくして、すべてをしっかりとこなしながら生きていたら、息が詰まりますよね。
特に、人間関係の悩みはできるだけ軽くした方がいいです。
「よし、今日も頑張るぞ!」と毎日のように家から『優しさの鎧』を身につけて出勤しているかもしれませんが、そこまで武装しなくて大丈夫だと思います。
少しくらい優しくなくたって、少しくらい気が利かなくたって、普通に働けるし生きていけますよ。
※今、職場の人間関係で悩みすぎているなら、いったん環境をリセットするのもありだと思います。場所が変われば、キャラも変えられます。
心の健康を優先しつつ、自分のやりたい仕事を探していきましょう。
というわけで、今回はここまで。
発達障害をもつ子が「友人関係に悩んでいる」という相談を受け、考えているうちに、同じようなことが自分たちにも当てはまるなぁと感じて書いた記事でした。