
言語聴覚士「あぁー、、、なんだかうまくいかない。何をやっても失敗ばかりだな。これがスランプなのかな?」
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
- 成長する過程でスランプは必ず訪れる
- スランプは受け入れて付き合っていくもの
- スランプから抜け出して成長するためにすべきこと
言語聴覚士として働いていると、なんだかうまくいかずに落ち込むこともありますよね。
もしかしたら、スランプかも?
たぶん、わりとよくある悩みなんじゃないかと思います。
結論から言うと、スランプは避けられないので、今回は「スランプと付き合う方法」を紹介していこうと思います。
言語聴覚士として成長する過程で「スランプ」は必ず訪れます



働いているとスランプは必ず訪れます。わりと頻繁に。
スランプ=受け入れるべきもの
スランプは嫌でもくるので、受け入れるしかないです。
時々、「スランプなら休んで気分転換したら?」といわれることもありますが、あまり意味がないと思います。
休んだら一時的にスランプのことを忘れて気が楽になるかもしれませんが、根本的な解決にはならいですよね。
つまり、スランプは受け入れることにして、そのたびに落ち込まないようにするのが大切。
わりと頻繁にスランプは起こる
言語聴覚士として15年くらい働いてきて思うのですが、スランプって思ったより高頻度に訪れるんですよね。
しかも、経験が浅い時ほど頻繁に。
1つ乗り越えたと思ったら、すぐに次のスランプがやってくる。嫌になっちゃいますね。
でも、乗り越えるたびに、自分自身でも成長を感じることができます。
成長は「右肩上がり」ではない
これは僕が新人の頃に思っていた勘違いだったんですが、『成長は常に上向きではない』ということ。
例えるなら、階段みたいな感じです。グッと成長したかと思えば、しばらく停滞(スランプ)。そしてある時にまたグッと成長するようなイメージ。
※なんでもそうですが、人生は浮き沈みがあって当然
これは、言語聴覚士としての成長も同じ。良い時期もあれば、うまくいかない時期もありますよね。
長期的な視点でみたときに、ゆるやかにでも上昇していれば良いのではないでしょうか。
なので、定期的に訪れるスランプとは、うまく付き合っていくスタンスが良いかと。
言語聴覚士がスランプから抜け出して成長するためにやるべきこと



基本的には「淡々と取り組む」のが良いと思います。
でも、実際には結構きついと思いますので、僕の経験から対処方法をまとめてみました。
- その①:うまくいかないことに固執しない
- その②:まずは知識をつける
- その③:考えることをやめない
その①:うまくいかないことに固執しない
スランプ中にドツボにはまってしまう原因としてよくあるのが「うまくいかない→へこむ→もう一回同じようにやってみる→失敗→萎える」みたいな感じです。
うまくいかないことについて、何度も同じように取り組むのはやめておきましょう。
失敗を重ねて心が折れてしまいます。
そういう僕も、気を付けないとよくやってしまいます。うまくいかない時には、いったん立ち止まって他の方法がないか考えるようにしましょう。
同じやり方に固執してしまうのは、他の手段を持ち合わせていないからですよね。
臨床の引き出しを増やすことが大切だと思います。
その②:まずは知識をつける
臨床の引き出しを増やすことにもつながりますが、スランプの時こそ勉強して知識を増やすべきです。
※スランプに陥っているうまくいかないことを、調べなおす
当たり前のようですが、これが大切。
次の話にもつながりますが、スランプだから考えるのをやめて気分転換するだけでは、何も解決しないですよね。
その③:考えることをやめない
目の前の問題について、「なにがうまくいっていないのか?」「なんで成功しないのか?」といったことを考え続けましょう。
どうしてもきつくて、体調を崩しそうなら休んだほうがいいです。
でも、休んだからといって根本は解決しないので、似たような状況でまた同じような失敗をしてしまいます。
僕自身もこれまで数えきれないくらいのスランプを経験してきました。なんなら、今でもよくスランプに陥ります。
そして、過去には「もう考えるのが疲れたからやめた」と思考を放棄することもあったのですが、何も状況は変わらなかったです。
なので、スランプからは逃げず、ゆっくりでもいいので乗り越えるような努力をすると良いと思います。
最後に:大丈夫、きっと成長できる
スランプはシンドイです。誰だって、逃げたくなると思います。
でも、きっと大丈夫。時間がかかることもあるかもしれないけど、諦めなければ成長できます。
※そして、今だから思うのですが「スランプ=成長のチャンス」です。
上記を働き始めたばかりの、経験が浅く失敗続きの僕に届けたいと思います。
というわけで、今回はここまで。
スランプはシンドイ。でも、基本的には向き合いつつ、淡々と努力を続けるのが一番です。
僕も定期的にくるスランプを受け入れつつ、引き続き言語聴覚士として成長していけたらと思っています。