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言語聴覚士の挫折は悪くない【挑戦すれば失敗があるのは当然】

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「言語聴覚士として働き始めたけど、、、挫折しそう。頑張って働いているけど、全然うまくいかない。辞めようかな…」

こういったテーマで記事を書いてみようと思います。

この記事の内容

  • 言語聴覚士の「挫折しそう」はよくあること
  • 挑戦すれば失敗があるのは当然
  • 失敗を学びに変換できる力・環境が大切

この記事を書いている僕は、言語聴覚士として15年ほど働いています。

15年の間、順風満帆に進んできたかというと、、、全然そんなことはありません。

特に働き始めたばかりの頃には、「失敗→へこむ→また上手くいかない→辞めたい」みたいな負のサイクルも繰り返していました。

そんな僕が「なぜ、挫折を乗り越えられたのか」について、記事にしようと思います。

昔の自分に向けての応援メッセージです。

言語聴覚士で挫折はよくあること【挑戦すれば失敗があるのは当然】

言語聴覚士として働いていれば、挫折しそうになることはよくあります。

臨床=ゴールのないマラソン

働き始めて最初にぶちあたるのが「臨床がうまくいかない…」といったことではないでしょうか。

僕も挫折しそうになりました。

学生の頃にはゴールがあった

大学なら単位を取れば「卒業」、国家試験も「合格」というゴールがあります。

ゴールまでのロードマップが示され、先生が先導してくれていましたよね。

試験なら「正解」があるわけです。

臨床にはゴールも正解もない

※どうすればいいのか、何が正解なのか、教えてほしい

こういった思考で臨床をしている人は、まず考え方を変えたほうがいいかも。

臨床では「唯一の正解」がある場合は少ないです。自分がもつ知識やスキルを総動員して、少しでも最適な道を探さなくてはいけません。

まさに、暗中模索ですね。

挑戦すれば失敗があるのは当然

ゴールも正解もない臨床。道を探しながら歩くようなものです。

その場で止まっていれば失敗することはありませんが、対象者の人生を良くすることはできないですよね。

もちろん、知識や経験・スキルから少しでも失敗せずに前進するようにしなくてはいけません。

でも、時にはうまく進めずに失敗することもあるかも。そんな時に、挫折しそうになるくらい落ち込める人は、きっと言語聴覚士として力をつけていけると思います。

じゃあ、挫折しそうな人はどうすればいいのか?
僕は『視点を変えてみる』のが良いと思っていて、次の項目で解説しますね。

言語聴覚士で挫折しそうな人がやるべき事【自分を客観視すべき】

「挫折しそう…」って思っている人は、視点を変えてみましょう。

挫折しそうな理由は何か

僕が挫折しそうになった理由は以下。

  • 臨床で結果がだせない
  • 職場の人間関係がうまくいかない
  • 報告書が書けない

同じような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

渦中にいると盲目になる

悩みの真っただ中にいると、冷静に考えられなくなります。

臨床で結果が出せないなら「勉強」「先輩に助言を求める」などやるべきことがあるはず。なのに、ひたすら同じ失敗をして首をかしげていました。

職場の人間関係も、突破口を探そうともせずに、苦手な人からそっと距離をとって逃げて過ごしていました。

自分を客観視してみよう

くじけてしまいそうな渦中にいる時には、意識的に視点を自分の外に出すようにしてみましょう。

困っている自分を、外から見てみるイメージです。

冷静になるだけで、やるべきことが見えてくることは多いと思います。

勉強はコツコツと続けよう

「臨床がうまくいかなくて、挫折しそう…」ということは、たぶん言語聴覚士で働くなら周期的にやってくると思います。

知識はあるに越したことはありません。というか、知見は常にアップデートし続ける努力をすべきです。

まずは教科書の内容を網羅。教科書の内容に加えて、対象者の状態に関係する論文を読む習慣をつけておきましょう。

論文の探し方・読み方

上記では、英語論文を読むのに便利なツールも紹介しています。

ぶっちゃけ、勉強に関しては環境も大切。周りで勉強している人がいれば、それが当たり前になりますしね。

経験が浅いときほど、勉強熱心な職場が有利かなと感じます。
このあたりは、内部情報に詳しい転職エージェントに聞きながら転職活動するのが近道かもしれないですね。

》必見!言語聴覚士の転職サイトおすすめベスト3:まだ登録してないの?

言語聴覚士の挫折は悪くない。失敗から学んで前進できます。

どれだけ最善を尽くしても、失敗はしてしまう。失敗に落ち込むだけじゃなくて、学びに変換する努力が大切。

挫折できる人は前に進める

経験や知識が少ないうちは、どうしても失敗してしまいます。もちろん、失敗を最大限なくすような努力をすることは大切。

でも、失敗してしまったら、その失敗を学びに変換する努力をしなくてはいけません。

ここを真剣に考えるからこそ、「挫折しそう…」という気持ちになるんだと思います。

学びに変えるパワーがあるか?

挫折や失敗を学びに変えるためには、結構パワーが必要。パワーがあるなら、変換すべき。

でも、「今はムリ…」「何も考えられない…」という人は、いったん休憩することも選択肢にいれてみると良いかもです。

体調を整えて、失敗に立ち向かうパワーを貯めましょう。

周囲のサポートは必須

まだ経験が浅いときには、「挫折しそう…」と感じることも多いものです。

実際に、僕も何度も「挫折しそう」と感じていましたが、そんな時には先輩がさりげなくサポートしてくれていました。

臨床で困っていた時にはヒントをくれたり、人間関係で悩んでいた時には食事に誘ってくれたり。

サポートが手厚い職場だと乗り越えやすい

結局のところ、挫折しそうな時にサポートしてもらえるかどうかが大切だと思っています。

くじけてしまいそうと感じている人は、もしかしたら周囲のサポートが不十分なのかも?

でも、「面倒見が良い職場かどうかなんて、働いてみるまで分からないよ」と思いますよね。

たしかにその通りなのですが、職場の内部情報にも詳しい転職エージェントをうまく使うのも良いかもしれません。
》【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ

【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ

無料で利用できるので、周囲に頼れる人がいない人はこの機会に相談だけでもしてみましょう。

それでは、今回はここまで。

働く環境次第で、自分の成長速度って早くも遅くもなるなぁと感じます。