
「初めての転職活動、、、不安だな。何から始めたらいいのかな?転職を進める方法を知りたい。」
こういったテーマで記事を書いてみます。
- 初めての転職活動を成功させる方法とは
- 転職する方法は複数あるという話
- 動きつつ考えるのがオススメ
この記事を書いている僕は、言語聴覚士として働いて15年ほど。その間に1回転職活動を経験しています。
突然ですが、あなたが理想とする職場はどのような感じでしょうか?理想の職場でどのように働きたいですか?
せっかく転職するのですから、理想に近い職場を見つけたいですよね。
そのためにすべきこととは?
しかも、できるだけ効率的に、楽に、転職活動を進めたい、、、ですよね?
結論:言語聴覚士が初めての転職活動を成功させる方法とは

結論は、「あなたに合った転職サイトを利用する」が良いと思います。その理由は、無料で利用できるのでハードルが低く、効率よく転職活動を進められるから。
転職サイトとは?
その名のとおり「転職を応援してくれるサイト」です。なお、こういった転職サイトの特徴は「利用料が無料」であること。
「無料で利用できるサイトなんて、たかが知れているでしょ」って思うかもしれませんが、結構サービスが充実していますよ。僕も予想外でした。
- 転職を希望する言語聴覚士が登録する
- →転職サイトが手厚くサポートして転職に成功する
- →言語聴覚士が就職した先から紹介料がサイトに入る
こんな感じで転職サイトは稼いでいます。しかも、この紹介料って結構高いらしいんですよね。

分野にもよるのかもしれませんが、世の中には「言語聴覚士が不足」しています。
※特に小児分野の言語聴覚士、明らかに足りていないなぁ、、と感じます。
SNSなどで、子どもの言語発達を心配している保護者が「ST難民です…」なんてつぶやいているのを見ると心苦しいですよね。
言語聴覚士を採用したいと思っている人も「いい人が見つからない…」と悩みつつも、「どうやったら言語聴覚士を採用できるのか分からない」といった問題を抱えているよう。
採用先としても、どこに言語聴覚士がいるか分からないということもあって、転職サイトに求人を掲載して待っているわけですね。
おすすめな転職サイトとは?
個人的には、以下の3つかなと思います。
PT・OT・ST WORKER:業界大手。全国の求人を広く検索可能。まずはココに登録しよう。
キャリアナビ:手厚く転職活動をサポートしてほしい人へ。初めての転職にオススメ。
リハのお仕事:職場の人間関係を重視したい人へ。関東の求人が充実。
なお、個人的にはPTOTSTワーカーに登録しつつ、関西やその他の地域で探すならキャリアナビ、関東で探すならリハのお仕事に登録するのがおすすめです。
その理由は、各転職サイトの強みを活かして転職活動を進めることができるから。
いきなり複数の転職サイトに登録するのは躊躇してしまうかもしれませんが、複数登録にはメリットが多いです。
》【鉄則】転職エージェントは複数登録すべき:メリット&注意点を紹介
全国規模で広く浅く求人を探せるPTOTSTワーカー+一定地域に強いローカル転職サイト(キャリアナビorリハのお仕事)の組み合わせが良いかと。
最終的には、サイトというより信頼できそうな担当者を選んで絞っていけばOKだと思います。
1つの転職サイトに依存するのはNG
注意点として、「転職サイトを利用すれば間違いなく転職が成功する」と考えるのは間違いです。
転職サイトはあなたの転職活動をサポートしてくれます。でも、当たり前ですが、希望通りの転職先を見つけられるかは自分次第という面も大きい。
では、「転職サイトの利用で得られるメリットとは?」と聞かれたら、以下の点ですね。
- 求人情報の効率的な収集
- 転職活動のロードマップ
- 困った時の相談役
こんな感じ。
転職活動の「コーチ」みたいな役割をしてくれると思えば分かりやすいかも。
あくまで、あなたの転職活動をそばで支えつつ、道を照らしてくれるという役割ですね。
というわけで、「言語聴覚士が初めての転職活動を成功させる方法」の結論は以上ですが、念のため他の選択肢についても紹介しておきます。
》必見!言語聴覚士の転職サイトおすすめベスト3:まだ登録してないの?
言語聴覚士が転職する方法は複数あるという話

この記事では、転職サイトの利用をおすすめしましたが、いちおう他の選択肢についても考えてみます。
- その①:自分でネット検索して探す
- その②:ハローワークを利用
あたりまえですが、この2つの方法では転職活動のサポートはほとんどありません。しっかりしたサポートを受けられるのは転職サイトの強みですね。
転職の進め方から教えてほしい、履歴書や面接をサポートしてほしいなどの希望があるなら転職サイトを利用しましょう。
今回は、「自分で検索」「ハローワーク」について、「求人情報をあつめる」といった観点から考えてみます。
その①:自分でネット検索して探す
最も気軽に始められる方法といえば、これですね。
好きな時間に、自分のペースで進められるのは良いかもしれませんが、欠点は以下。
- 自分の知る範囲しか検索できない
- 時間がかかる
- 誰も背中を押してくれない
1日中、求人を探していたけど、結局なにも進まなかったということになりやすいですよね。これは僕も何度も経験アリ…。
自分で検索するにしても、PT・OT・ST WORKERなどのサイトから検索した方がはるかに効率的ですよ。
その②:ハローワークを利用
ハローワークは自分の希望を伝えると、いちおうは希望に合わせた求人を紹介してくれますが、求人の質はバラバラ。担当者の質もバラバラ。
なので、正直なところオススメはできません。窓口が混んでいたり、営業時間も限られている。未だに対面での案内なので、かなり手間がかかります。
でも、雇用保険や失業等給付の手続きで利用するなら、ついでに求人も聞いてみると良いかも。
とはいえ、ハローワークで求人を探してもらうなら、キャリアナビやリハのお仕事でエージェントに探してもらった方が効率的ですよね。家で寝転がりながらでも探せるわけですし。
》転職エージェントは相談だけでもOK?:相談のコツとおすすめエージェントを紹介
言語聴覚士の転職でネット検索を唯一の方法にして失敗した話

これは僕の友人の話です。ネット検索のみで求人をみつけて応募したものの、失敗してしまったという話。
友人は小児分野で働ける職場を探していたそうです。
なんとなく、「転職サイトは怪しいな…」と思って利用せず、ハローワークは「めんどくさい」という利用で行かなかったとのこと。
自分でググりながら求人を探したそうですが、全然みつからず。希望の求人に行きつくまで2年かかったよう。
それもそうですよね。
だって、自分で知っている範囲しか検索できないから、探す範囲がめちゃくちゃ狭いわけです。
採用面接にエントリーするために、履歴書を用意しようとしたのですが、どうやって書いたら良いのか悩んだよう。
しかも、添削してくれる知り合いもいないので、自己判断で完成→送付。これ、僕も経験がありますが、だいぶ不安ですよね。
なんとか、転職先が見つかってホッとしたのもつかのま、現在の職場に退職の意向を伝えていないことに焦ったそう。
でも、どのタイミングで伝えるのがベストなのかって難しいですよね。転職活動を始めるタイミングじゃ早すぎるし、引き継ぎを考えると早めに伝えた方が良さそうだし…、と。
転職の不安はサポートしてもらえる
実は、求人検索、履歴書の作成、退職のタイミングの相談など、すべて転職サイトでサポートしてもらえます。
初めて転職活動をしているのですから、いろいろと分からなくて当然ですよね。
転職が2回目、3回目…という人は、流れが分かっているかもしれませんが、転職初心者は常に不安があると思います。
「今は〇〇をしましょう」「〇〇までに、~しましょう」など、転職活動を組み立ててもらえると、安心して進められると思います。
まとめ:言語聴覚士の転職方法は動きつつ考えるのがオススメ

記事のポイントをまとめます。
- 言語聴覚士が転職するなら、転職サイトの利用がオススメ
- オススメのサイトとしては、PTOTSTワーカー、キャリアナビ、リハのお仕事
- 転職サイト以外の手段を検討しても良いけど、、たぶん効率が悪い
こんな感じです。
ただでさえ、不安も気疲れも多い転職活動。少しでも楽に進めたいというのが本音かと。
とはいえ、転職サイトへの登録など、今までやったことのない行動に躊躇する気持ちも分かります。
でも、踏み出してしまえば、当初の不安ってすぐに解消される場合も多いと思いますよ。
ポイントとしては、アレコレ考える前に行動してみること。行動しつつ、何かあれば考えていくスタンスで良いと思います。
ということで、今回はここまで。まずは、肩の力を抜きつつ、「希望の求人があるかな?」くらいの気持ちで動き始めてみてはどうでしょうか。
余談ですが、「転職サイトって、しつこく営業してくるでしょ?」って思っている人(僕も前は思っていました)、こちらの記事も読んでみてください。結論、大丈夫なことが多いですよ。

PT・OT・ST WORKER:業界大手。全国の求人を広く検索可能。まずはココに登録しよう。
キャリアナビ:手厚く転職活動をサポートしてほしい人へ。初めての転職にオススメ。
リハのお仕事:職場の人間関係を重視したい人へ。関東の求人が充実。
》【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ
