★ はぐくみブログ | HAGUKUMI blog ★

【若者へ届け】言語聴覚士って残業が多くない?【定時帰宅のススメ】

このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。

消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮してコンテンツを制作しておりますのでご安心ください。

問題のある表現がございましたらお問い合わせよりご連絡いただけますと幸いです。

言語聴覚士「毎日残業だよ。仕事が終わらない。これじゃあ勉強するヒマもないよ」

こんな声をテーマに記事を書いてみようと思います。

この記事の内容

  • 言語聴覚士って残業が多くない?
  • 残業しがちな人はどこから変えるべき?
  • 成長は残業以外の時間ですべき

この記事を書いている僕も、働き始めたころは毎日2時間以上残業していました。

なんとなく遅くまで職場に残っていることで「自分、頑張っている」といった満足感を得ていたように思います。
…くだらないですね。

でも、働き始めて5年目くらいから定時で職場から離れることを目標にしたら、かなり生産性があがりました。

実際、学会発表や論文執筆に成功しはじめたのも、定時退社を実践し始めてから。

もっと早く「自分の時間を作ること」にこだわれば良かったと後悔です。

なので、この記事では言語聴覚士として働いて5年目以下の若者に向けて、僕と同じ後悔をしないように語ってみようと思います。

言語聴覚士って残業が多くない?【定時帰宅のススメ】

言語聴覚士として働いている皆さん。残業している人、多くないですか?

そもそも、なぜ定時で帰れないのか?

一般的には「1日8時間労働」ですよね。でも、それ以上に働いている人が多い。

なぜでしょうか?

仕事量が多すぎるから?仕事をこなすペースが遅いから?

たぶん、仕事量は圧倒的に多いですよね。

職場の問題?自分の問題?

働き始めたばかりの頃は、僕もわりと残業していました。
就業後、2時間は残っていたように思います。

残業して何をしていたかというと……こんな感じ。

  • カルテ記載
  • 報告書の作成
  • 教材の作成
  • 電話の折り返しやメール返信
  • 同僚と雑談

今考えると、もったいない時間の使い方をしていたなぁと。

さっさと終わらせて、勤務時間以外は自分のために時間を使うべきだと思います。特に、若い時ほど。

世の中の働き方は変わってきている

時代は変わって、政府が「働き方改革」を打ちだし、残業する人が減ってきています。

でも、リハビリ業界ではどうでしょうか?あまり働き方に変化がない人も多いのでは。

企業で働く時間は8時間。その後は個人が人生を豊かにするために時間を使うべきです。

就業後は遊んだり、副業したり。自分らしい生き方のために使いたいですよね。

》【実現】年収50万円UP!リハビリ療法士におすすめの副業【やらなきゃ損】

残業しがちな言語聴覚士は、どこから変えるべきか

結論、「意識」と「環境」だと思います。

まずは意識を変えてみる

残業しないために、日中をどのように過ごすべきかを考え直しましょう。僕がやった施策はこれ。

  • 電話やメールはすぐ返す
  • 頼まれた雑務はその場でやる
  • カルテは臨床をしながら書く
  • 残った業務は次の日の朝やる

まず、電話やメールはすぐに返し、雑務はその場でやるようにしました。
後でやることで効率が下がるからです。

例えば、メールを読んで「後で返そう」とすると、メールを返信する時に再度読み直さないといけません。

その他にも、後回しにすることで「えっと、次は何をするんだっけ?」といったワンクッションの思考が必要になってしまいます。

※今できることはすぐにやる

これが無駄な思考を挿入しないために大切。

それでも残ってしまう残務は、次の日の朝に少し早めに出勤して終わらせるようにしました。

一日の臨床後で疲れた頭で残務処理するよりも、朝スッキリした頭で処理した方が早く仕上がります。

こうやって、定時にあがることで、18時以降は自分の時間を手に入れていました。

そもそも業務が多すぎるのかも

上記のことを試してみて、それでも残業時間が減らないというなら上司に相談しても良いと思います。

ひとりで多すぎる業務を抱えることは、事故にもつながりかねません。

他の人に頼める仕事はお願いしながら、チームの中での仕事量を均一化していきましょう。

職場を変えるのも良し

ぶっちゃけ、自分でも努力した上で、業務量の調整を上司にお願いしたのに変わらない場合には、今の職場が自分に合っていない可能性も考えた方が良いですよ。

一人ひとりが抱える仕事量って、職場によって異なります。対象者数も、言語聴覚士数も場所によって違うわけですから当たり前ですよね。

他の職場の忙しさや業務量を知りたいなら、PT・OT・ST WORKERなどの転職サイトに登録(無料)して聞いてみるのが一番です。すぐに転職しないとしても利用できます。

自分の職場が他と比べて忙しいのかどうかを知るきっかけにもなりますよ。

》【言語聴覚士】今の職場を辞めたいならすぐに逃げよう【幸せに働く】

残業しなくても言語聴覚士は成長できる【職場次第】

こういう話をすると「若いうちは残業して勉強することで成長できる部分がある!」といわれることがあります。

本当にそうでしょうか?

「残業=成長?」そんなわけない

当たり前ですが、残業すれば成長するわけがないですよね。
残業して勉強するのであれば話が異なるかもしれませんが。

結局のところ、残業するかしないかよりも「成長する努力をしたか?」「スキルアップのために時間を使ったか?」が大切だと思います。

成長するための時間を確保するためにも、日々の業務は高速で終わらせる必要があるのではないでしょうか。

残業より「自分の時間」が成長には大切

言語聴覚士として成長するためには、何をすべきでしょうか?

  • 教科書や論文から知識を得る
  • 症例を通して学ぶ
  • 研究などでアウトプットする

他にもあると思います。
でも、これらを業務時間中に取り組ませてくれる職場って少ないですよね。

もし、今の職場がこれらを勤務時間中に確保してくれているのであれば、あなたの成長をちゃんと考えてくれているんだと思います。

業務時間中の確保が難しいのであれば、残務は高速で終わらせて、これらに取り組む「自分の時間」を確保すべきです。

まとめ:若い時にこそ、自分の時間を有意義に過ごそう

この記事では「言語聴覚士の残業」をテーマに僕の考えを書いてみました。

ここまでをまとめます。

  • 残務は高速で終わらせて自分の時間を確保すべき
  • 雑務はすぐにその場で片付けよ
  • 勝ち得た時間で自己の成長を目指せ!

こんな感じです。

若い言語聴覚士こそ、ダラダラと残務処理に時間をとられることなく、自分の時間を確保してほしいと思っています。

人生の中では、どうしても自分のための時間を確保しにくい時期があることも。

実際、僕も結婚して子どもができた今、高速で仕事を終わらせて勝ち得た時間は、帰宅後の家事・育児に……。でもまぁ、これはこれで幸せなものです。

若くて、時間もパワーもある時期に、しっかりと人生の地固めをしておけると、30代、40代が楽になるかもしれませんよ。

また、業務量の調整がどうしても難しい場合には、『今の職場が他の職場と比べて忙しすぎるのかどうか』をPT・OT・ST WORKERなどの転職サイトに聞いてみると良いでしょう。

》【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ

【2023年】必見!言語聴覚士の転職サイトおすすめベスト3:まだ登録してないの?

今回はここまで。
働き方を見つめ直すきっかけになれたならうれしいです。