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無理していないか?自分を客観視しよう【余白を作ると優しくなれる】

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「なんだか疲れた。自分に余裕がないからか、子どもにきつくあたってしまう。本当はやさしく関わってあげたいのに…」

僕も少し前までこのように感じる日が多くありました。

無理のしすぎは良くないですよね。

自分に余裕があることで、人生うまくいくことは増えるように思います。

無理して働いていた過去

無理して働いても良いことってないな……と最近は感じるようになりました。

昔の僕は無理しすぎていた…

僕の場合は、働き始めて5年間くらい、かなり無理をしてきました。

  • 月100人以上の子を担当
  • 毎年のように論文執筆
  • 与えられた仕事は断らない

こんな感じ。それでも自己成長のためと思って無理してでもこなした方が良いと本気で思っていました。

朝は1時間早く職場に行き、勤務後は2時間くらい残務に取り組む11時間労働(残業代なし)。

休みの日にはセミナーに参加したり、論文を書いたり。

なんとなく、常にイライラしていて、臨床にも力を注ぎ切れていないといった気持ちがありました。

そんな僕も、子どもが産まれて考えを変えるようになりました。

無理しすぎに良いことはない

無理しすぎて慢性的に疲れていると良いことはないですね。

  • 集中力が低下する
  • 生産性が下がる
  • 体調を崩す
  • 精神的に追い詰められる
  • 大切な人にあたってしまう

こうやってあげてみると、本当に悪いことだらけ。
こんな状態で、良い臨床ができるわけないですよね。

無理を辞めたら優しくなれた

子どもが産まれ、父親になったことで仕事に対する考え方が変わりました。

  • 大切なのは家族の笑顔
  • 論文はゆっくり取り組めばいい
  • 他の人に仕事をお願いすることは悪ではない

この3つの考えを持てたことで、気持ちが穏やかになりました。

自分の持てるパワーには限界がある。
人生のライフステージごとに注力すべき場所を変えていくことは大切。

これまでに自分が蓄積したノウハウを伝えつつ、後輩に仕事を回すことで職場の底力が増す。

大切なのは、何を大切にするか

毎日が忙しくて余裕がないと、自分を客観視できなくなります。

もちろん「なんでもかんでもとにかく頑張る」ということを否定するわけではありません。
とはいえ、取捨選択して『何を大切にするか?』を見つめ直すことも大切だと思います。

言いかえると、「何をやめるか」という視点です。

ブラックな職場は消耗してしまう…

まず、ブラックな職場だと感じるなら転職を検討すべきです。

求めるのは以下のような職場。

就業時間内で終わる仕事量、はみ出す分には残業代を保障してくれる職場

「こんな職場は理想だよ」って思った人は要注意。

上記のような職場は「理想」ではなく「普通」です。
よくよく考えてみてください。当たり前じゃないですか?

自分のスキルアップのためなど納得できる理由がある場合は別ですが、職場に不満があるなら転職も考えましょう。

だって「あなたが大切にしたいもの」は、職場以外にあるのでは?

【失敗しない】リハビリ業界の転職エージェントの選び方:ランキング&最大活用のコツ

時には自分勝手に考えてみよう

無理しすぎている人は、価値観の判断を他人に合わせているような気がします。過去の僕もそうでした。

  • 職場から求められているから頑張らないと!
  • これをやらないと上司に認められない…

こういった感情で働くのはシンドイです。

  • こういう働き方をしたい
  • こんな人生を歩みたい

時には自分勝手に、あなたがやりたいことを考えてみるのも必要だと思います。

僕のワガママは「一人ひとりの子どもたちに向き合った臨床がやりたい」「家族の時間を大切にしたい」でした。

そのためには、仕事が詰めこまれすぎた職場では自己実現が難しいと判断したわけですね。

余白を作ると優しくなれる

自分にとっての『大切なこと』を客観的に見つめ、そのために不要なことを辞めることで、自分の中に余白ができます。

辞めることは1つでも良いと思います。
少しでも自分の中に余白を作ってみましょう。

僕の場合、余白のおかげで『余裕』がうまれることで、自分にも他者にも優しくなれた気がします。

パンパンに詰まっていた時には見えなかったことにも、意識を向けられるようになりました。

余白が埋まらないように気を付けて

せっかく作った余白ですが、油断するとすぐに埋まってしまいます。

子育てしながら働いていると、意識して余白を保つようにしないといけないんですよね。

  • しんどい時は誰かに頼る
  • 本当に今注力すべき仕事か再考する
  • 積極的に「息抜き」をする

これが大切だと思います。

休めないことはない。無理してでも休もう

「そうはいっても、なかなか休めないんだよ…」と思いますよね。

僕自身も、自分を休めることが苦手です。どうしてもやりすぎてしまう。

でも、よく考えてみると「休めないことはない」と気づきました。

  • 1日くらい風呂に入らなくてもOK
  • 1週間くらい勉強しなくてもOK
  • 自分がいなくても職場は回る

そう。全部、少しくらい休んだって大丈夫なんです。

大切なのは自分の体調。そのためには「無理してでも休むべき」だと思います。

まとめ:人生の余白→余裕→優しさ

こんな感じのことを最近は考えていました。

積極的に「息抜き」をすることで、人生の余白を作ることも大切。

余白ができることで余裕がうまれる。少しの余裕が優しさにつながる。

「優しさ」は自分にも他者にも大切なことなんじゃないかって。