子どもはいつから言葉を理解するのか(発達の順序を解説)

いつになったら親の言っていることが分かるようになるんだろうか?

こちらの言っていることが伝わらないともどかしい場面も多いですよね。

また、周りの子が分かることが増えてくると、どうしても不安にもなってきてしまうかもしれません。

子どもたちは、ことばをある日急に分かるようになるわけではなく、成長の過程で少しずつ相手のことばが分かるようになります。

本記事では、ことばが理解できるようになるまでの過程を解説します。

お子さんが今、どの段階まで成長しているのかを知り、これからの関わりのヒントを得てください。

相手の顔(うごく口)に注目する

あかちゃんは産まれながらに人に注目する力を持っています。

小さい頃からお母さんの顔や人の動きによく注意が向きます。

最初は顔の中でも目に注目が向くことが多いようですが、次第に声かけの時などによく動く口に注意が向くようになります。

向かい合って話しかけると、じっと口元を見る時期があります。

おそらく、こうやって口に注目することで、のちに自分が話す準備をしているのでしょう。

この時期には、ぜひ、お世話する時に(おむつ交換やお風呂など)、しっかりと顔と顔を向かい合わせて声掛けしてあげてください。

口を「ぱっ」「ぽっ」などおもしろい音を出してあげるのもよろこぶ子が多いです。

物と物の関係性が分かる

自分でも少し動けるようになってくると、身の回りにある物への興味が高くなってきます。

帽子を見つけてはかぶってみたり、あれこれ引っ張りだして遊んでいるうちに、「おや、タンスには服が入っているぞ」「くしゃくしゃの紙はゴミ箱に入れたぞ」と気づくようになってきます。

このような、身の回りのものがどういう物なのかが、感覚的に分かってくることも言葉を理解するために重要です。

部屋中ぐしゃぐしゃにされて、あれこれ引っ張りだして…、お片付けが大変な時期ですが、そうやって冒険(探索)することで、おうちの中の物を理解していきます。

私の子は料理で使うザルを見つけてかぶっていました(おしい!)

物と物の違いが分かる

ある程度、「これはこういうもの」というものが分かってくると、今度は物と物の違いに気づくようになります。

「紙はゴミ箱に入れるのに、リモコンは入れないぞ」といった具合でしょうか。

「これはこっちだけど、これはこっち」と仕分け作業ができるようになってくると、ある程度の物の違いに意識が向いている証拠かと思います。

ことばの理解には、例えば「ボール」と「くるま」の区別がついていないと、それぞれの名前も覚えられません。

この時期には、お片付けを一緒にやりながら、「ボールはこっちの箱」「車はこっちのケース」といったように仕分け作業を経験させてあげるとよいかもしれません。

状況を見て意味を理解する

状況と行動がつながってくると、ママがお化粧し始めると帽子をかぶり始めたり(お出かけかな?)、ママがお料理を始めると食卓に座っていたり(ご飯の時間かな?)、繰り返されている生活が良く分かるようになってきます。

ここまでくれば、ことばの理解はあと一歩です。

ぜひ、「おでかけしようか~」「ごはんの準備だよ~」など、状況に関することばを言って聞かせながら関わってあげてください。

相手のジェスチャーから意図を読み取る

ママの指さしの先にある玩具をとってくる、「バイバイ」と言いながら手を振ると、すごく嫌がって泣いてしまう(ママがいなくなってしまうと思って泣く)といった姿がみられたりします。

これは、指の先には何かあるということや、手を振るジェスチャーと「いなくなる」という状況が結びついて理解できていることも意味します。

ここまでくれば、いくつかは分かることばも出てきているかもしれません。

ジェスチャーの大切さについては、以下の記事もお読みください。

簡単なことばが分かるようになる

最初は、「ママ」「パパ」などの身近な人の呼び名であったり、「マンマ(ごはん)」「ブーブ(くるま)」といった擬音語や名詞であることが多いようです。

Check

ことばを覚えるためには、耳が聞こえていることが大切です。心配な場合には近くの小児科、耳鼻科、療育センターなどに相談してみましょう。

まとめ

ことばが理解できるようになるまでの過程を解説しました。

1 相手の顔に注目する

2 物と物の関係性が分かる

3 物と物の違いが分かる

4 状況を見て理解ができる

5 相手のジェスチャーから意図を読み取る

6 簡単なことばが分かる

ある日急にことばが分かるようになるようにみえる子どもたちですが、実は順を追って、少しずつ分かることを増やしています。

この時期は、「〇か月で・・・ができるようになります」という表現もよく目にしますが、個人差も大きい時期です。

子どもがどこまで分かるようになってきているかな?次はどんな成長をみせてくれるのかな?と楽しみにしながら育ててあげてほしいと思います。

日常の中でことばの発達を促すためにつかえる具体的なおもちゃについては、こちらの記事もお読みください。

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