
「保育士で働く理由はお金?やりがい?本当のところを聞いてみたい。きっと、色々と思うことがあるんだろうな。」
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
今回は、保育士の友人と話した時に聞いた内容をまとめてみました。
- 保育士が働く理由はお金?やりがい?
- お金が保証されるから「やりがい」を持てる
- やりがいは成長、副収入にもつながる
本音を言えば、たくさん給料をもらいたいですよね。正直、保育士って激務で仕事量が多い。
こんなに働いているのに…って思うのも当たり前だと思います。
でも、なんとなく「やりがいのある仕事」として社会から認知されており、お金については話しにくい雰囲気。
どれだけ一生懸命働いても給料が上がるわけではないのもつらいところですよね。
というわけで、「保育士さんたちはこの話題、どういう風に考えているんだろう?」そう思って保育士の友人から聞いてみました。
この記事では、「保育士*お金*やりがい」について友人の意見をまとめて、僕なりに解釈した内容を紹介します。
保育士が働く理由。お金か?やりがいか?←まずはお金でしょ



結論、「まずはお金」だと思います。
やりがいは後からついてくるもの
保育士に限らず、働く大きな目的は「お金」ですよね。
人によるかもですが、稼げることで感じる「やりがい」もあります。嫌な仕事でもお金がもらえるならやる、みたいなのはこのパターンです。
どれだけ「やりがいのある仕事」「好きな作業」であっても、無償ボランティアでは自分の生活が成り立たないですよね。
自分の生活に必死だったら、やりがいどころではない
だからこそ、まずは「お金」です。自分が生活するのに困らないくらいの収入は最低でも稼ぐべき。
ただ、保育士の場合はココが大変なようです。
独身の場合はまだ良くても、結婚して子どもができたりすると、自分ひとりの給料だけでは家族を支えることに苦労するとのこと。
少しずつ保育士の待遇は改善してきていますが、十分とは言えない現実も…。
コロナ禍で保育士が支える社会・経済が注目されたことで、今後のさらなる待遇改善を期待したいところです。
待つだけではダメ。自分で稼ぐ手段も身につけるべき
とはいえ、保育士の待遇が改善するには、おそらく時間がかかるでしょう。
今までがそうであったように…。
ただ黙って待つだけではなく、副収入を得る手段を自分の中に持っておけると人生の安心感が増します。
たとえば、Web関係の副業なら自宅で空いた時間に取り組むことができます。確実に稼げるというものでもないですが、低リスクで挑戦できるので一度はやってみると良いかも。
》【実現】副業で収入UP!保育士におすすめの在宅ワーク3つ【今すぐやるべき】
お金が保証されて、はじめて保育士としてのやりがいが明確になる



保育士は「やりがいのある仕事」です。
保育士としてのやりがいとは?
あなたが保育士を目指した時の気持ちを覚えていますか?
保育士の魅力・やりがいはたくさんありますよね。以下は友人が言っていた「やりがい」です。
- 子どもの笑顔を引き出せた時
- 自分が考えた関わりが上手くいった時
- 子どもの成長を感じられる時
- 保護者が信頼してくれた時
- 先輩から保育を褒められた時
結構、熱血な保育士の友人なのでこんな感じですが、あなたにも似たような感情があるでしょうか。
そして、自分の生活がきちんと成り立っているから、目の前の子どもや保護者に意識を向けることができるわけですよね。
自分の生活がカツカツだったら…、その余裕のなさが保育にも影響しかねません。
やりがいゼロなら職場が合っていないのかも?
とはいえ、「全然、やりがいなんか感じられないよ」っていう人も中にはいると思います。
こう考えてしまう自分が悪いのではなく、保育士に限らずどの業種でもあることです。
たぶん、自分の特性と職場が合っていないのが原因なんじゃないかと。一度、転職して他の職場に行ってみると、案外適応して「やりがい」を見つけられるかもしれないですよ。
近隣にあなたが輝けそうな職場があるかどうかは、転職サイトに相談すればOK。無料で利用できるので、相談だけでもしてみると良いと思います。
》保育士に特化した転職サイト3選【目的別に選ぶべき】
やりがいが保育士としての自分を成長させ、成長がお金にもつながる



やりがいは保育士としての自分を成長させます。
「やりがい→成長→お金→やりがい→…」といったサイクルを回せると最強。
やりがいがあるからこそ、頑張れる
仕事に「やりがい」を持てるからこそ、以下のような気持ちが湧いてくるのでは?
- 今より良い保育を提供したい
- 専門知識を身につけて子どもたちに還元したい
- 保護者の不安に寄り添った保育をしたい
など。こういった「成長したい」という気持ちを持てることが大切。
成長することで、副収入にもつながる
上記のような「やりがい→成長」と進められると、副収入につなげられる場合があります。
例えば、保育業界の中でも「障害児保育」に詳しい人材となれば、地域でのセミナー講師や協会での仕事が任されるかもしれません。
実際に、僕の友人は療育で働きながら障害をもつ子との関わりを学び、知識・スキルを身につけたことで保育学会や地域のセミナー講師などの副収入につながっているとのこと。
こうなると、さらに勉強を続けて、この分野を支える人材になっていくのではないかと尊敬しながら見ています。
「やりがい→成長→お金→やりがい→…」
繰り返しになりますが、このサイクルを回せるようになると最強だと思います。
まとめ:保育士やりがいはキレイゴトだけで語れない



今回の記事では「お金か?やりがいか?保育士が働く理由を聞いてみた」というテーマで、僕が保育士の友人と話した内容をまとめてみました。
ここまでをまとめます。
- 生活を支えるだけの収入は必須
- やりがいを感じられる職場を選ぼう
- やりがい→成長→お金、これが大切
こんな感じです。
こんなの理想論だと言われるかもしれないし、今回の内容には賛否両論あるかもしれません。
でも、僕は「まずは収入面の不安を軽減して、やりがいを感じながら働ける環境に自分を置く。その中で努力→成長することで、副収入も見えてくる」といった考え方に共感しました。
子どもの成長を支える職種は、なんとなくお金の話がタブー視されて「やりがい」で片付けられてしまうことが多かったですよね。
キレイゴトだけではなく、ちゃんと働きに見合った待遇が保証されるようになってほしいなと願います。
それでは、今回はここまで。
追伸:「お金」「やりがい」の他に、僕は「働きやすさ」が大切だと思っています。だって、給料が良くても、人間関係が最悪な職場だったら「やりがい」以前ですよね。
職場の内部情報を入職以前に知るには、転職サイトに相談するのが一番ではないでしょうか。オススメのサイトは以下の記事で紹介していますので、どうぞ。