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危ない!やめて!2歳3歳の子がすぐ物を投げてしまう【原因と対応】

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「うまくいかないと、すぐに玩具を投げて怒ってしまう。危なくて玩具をあたえられないよ。どうしたらいいの?」

こういったテーマで記事を書いてみようと思います。

この記事の内容

  • 2~3歳の子が物を投げてしまう原因
  • 原因を知ることで、対応が見えてくる
  • 万が一に備えることも大切

感情の起伏が激しくて、怒るとすぐに物を投げてしまう…。そんなお子さんの姿に、困ってしませんか?

もっと穏やかに、楽しく遊べたらいいのに…って思いますよね。

でも、こうやった感情を爆発させながら、気持ちのコントロールの仕方を子ども自身も学んでいきます。

今回は、「物を投げてしまう」という行為に焦点をあてて、「原因」と「対応」を解説します。

2歳3歳の子が物を投げてしまう原因は?

子どもの気持ちの丁寧にモニターすることが大切です。

よくある原因

2~3歳の子が『物を投げる』ときに、よくある原因は以下の3つ。

  • イヤイヤ期:感情がおさえきれない
  • ことばで気持ちを伝えきれない
  • 自分に注目を集めたい

順番に解説します。

イヤイヤ期:感情がおさえきれない

2~3歳くらいの頃は『イヤイヤ期』とも呼ばれ、自分の意見や気持ちがしっかりしてくる時期。

この時期には、まだ感情をうまくコントロールできない子も多いです。

感情が爆発→抑えられない→物を投げる

こんな感じで、高まった自分の感情をどう処理して良いのか分からず、「ぶつけようのない気持ち」から物を投げてしまっているのかも。

感情コントロールに大切な時期

でも、実は2~3歳の時期に感情の起伏をしっかりと経験することも大切だったりします。

  • 自分には「感情」がある
  • 感情は時々で変わる
  • 感情には色々な種類がある

こうったことを、自分の感情体験をとおして学んでいきます。

ことばで気持ちを伝えきれない

2~3歳は、ことばの発達の個人差も大きい時期です。ペラペラとしゃべられる子もいれば、まだ話し始めたばかりという子も。

「僕の気持ちを誰も分かってくれない!」

といった強い気持ちを込めて物を投げている子もいるのでは?

気持ち(感情)をことばで表現することは、難しいこと

「だったら、物を投げなくても、ことばで言えばいいじゃん」って思いますよね。

本当にそのとおりなんですが、実は『感情語』って子どもにとって習得が難しい語いなんです。

「うれしい」「悲しい」などは、目に見えない

自身の感情はなかなか目で見ることはできません。「ワクワクする」「胸が詰まる」などの自分の中で湧いてくるものに『ことば』を当てはめないといけません。

なんて表現して良いのか分からない「モヤモヤした感情」を、物に込めて投げているのかもしれないですね。

自分に注目を集めたい

時々、『自分を見てほしい』といった気持ちを込めて、物を投げている子もいるように思います。

うまく、相手の注意をひく方法を知らないのかもしれないですね。

物を投げる→みんなが見る

こういった経験を繰り返す中で、子どもなりに身につけた術なのかもしれません。

子どもなりに、もがいている

物を投げて、みんなの注目を集めようとしている子も、実は子どもなりに葛藤していることを理解してあげてほしいと思います。

要するに、「そうするしか手段がない」と勘違いしているのかも。もしくは、最後の手段なのかもしれません。

子どもが物を投げることに対処するためには、その『原因』を丁寧に把握してあげることが大切です。

「なぜ、物を投げてしまうのか?」

子どもの立場にたって、いちど考えてみましょう。

2歳3歳の子が物を投げてしまうときの対応

子どもが物を投げる前に、「原因」への対応をしてみましょう。

先手必勝!投げる前に対応するのが大切

なんとなく、「これから投げそうだな…」ってことが見ていると分かりませんか?

なぜ、投げるのか?

上記への対応をしていきましょう。

  • 感情をことばにすることが苦手
  • 相手の注目をひきたい

それぞれの原因への対応を紹介します。

感情を言葉にしながら関わる

物を投げようとするとき、イライラしている子は多いと思います。

むしゃくしゃした気持ちを上手に表現できず、物に当たってしまうわけですよね。

子どもの気持ちを言語化しましょう

「イヤだったね」「悔しいね」など、子どもが感じていそうな気持ちをそのまま「ことば」にして伝えてみてください。

『気持ちを分かってもらえた!』といった喜びと、『そう言えば良かったのか!』といったモデルを同時に示してあげることができます。

その後の対応を伝えるのもOK

「取られてイヤだったね。『返して』って言いに行こうか」など。物を投げるのではなく、どうやったらうまく関われるのかを伝えてあげましょう。

「投げる」という行為に隠された『意図』をくみとって、社会的な行動につなげてあげることが大切です。

日ごろから注目していることを伝える

相手の注意をあつめたくて物を投げている子の場合には、物を投げていない時にたくさん注目をあたえましょう。

物を投げなくたって、あなたを見ているよ

こういったメッセージを伝え続けるのが良いと思います。

でも、ただ「じー」っと見ていてもしょうがないので、子どもがやっていることを実況中継のようにコメントしてあげるのも良いかもです。

  • 「ブロック、作ってるんだね」
  • 「赤のブロック、いっぱい重ねたね」
  • 「完成?うわぁ、楽しそうだね」

など。子どもが『あっ!僕のこと見てくれている』と感じられるような声かけを。

ちなみに、実際にやっている行為や感情を言語化しながら関わることは、ことばの発達にも良い影響があります。一石二鳥ですね。

家電を壊される前にすべきこと

子どもが物を投げる時期には、以下の2つはやったほうがいいと思います。

  • 危ないものはしまう
  • 火災保険(家財の補償)で備える

物を投げてしまう行動は、対応を変えたらすぐにおさまるわけではなく、発達の過程で少しずつ、他の行動に置き換わっていく場合が多いです。

注意すべきは、ガラスやテレビなどに当たると割れてしまいそうな玩具。普段はしまっておいて、大人と一緒に遊ぶときに出してあげるなどすると安心です。

万が一、テレビなどが割れてしまったら危ないですし、金銭的なショックも大きいですし…。

実は、火災保険で子どもが壊した家電は補償される

意外と知られていないのですが、火災保険で子どもが壊した家電が保障される場合があります。

既に火災保険に入っている人は、契約内容を確認してみましょう。もし、これから保険をかける場合には、家財の補償の有無もチェックしておけると良いかも。

最悪、壊されても補償がある

こういった余裕があると、少し気持ちが楽になりますよね。

ちなみに、火災保険はハウスメーカーや不動産から勧められたものにそのまま加入している人はいませんか?ほとんどの場合に割高な保険に加入させられているらしいです。

あなたが現時点で損していないかどうか、火災保険の一括見積もりサービスなどで大手保険会社から一括で見積もりを取り寄せて確認しましょう。無料で確かめられます。

まとめ:2歳3歳の子が物を投げる原因と対応

というわけで、今回はここまで。

ここまでをまとめます。

  • 気持ちをことばにできない→感情の言語化
  • 相手に注目して欲しい→日頃から注目
  • 事前に備える→危ない玩具はしまう、火災保険

こんな感じでしょうか。

子どもの感情が育ち、イヤイヤ期に入ってくると物に当たる子はわりと多いです。

子どもの気持ちを丁寧に把握しつつ、根気よく付き合ってあげましょう。きっと、成長にともなって、いつかは投げずに遊べるようになるはずです。

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