
「もうすぐ小学生だし、記念に家族写真でも撮りたいな。でも、子どもに発達障害があって、写真館でうまく撮ってもらえるか不安だな」
こういったテーマの記事です。
- 特性から撮影に不安をもつ人は多い
- 写真館が不安なら出張撮影を使おう
- 撮影を成功させる下準備
卒園や七五三、入学などの子育ての節目。家族写真を撮ろうと思う人も多いのでは?
でも、障害をもつ子を育てる保護者と話していると、写真館で撮影することに不安を感じている人も多いようです。
「ちゃんとしなさい!」「じっとしてて!」などと言われながら、笑った楽しそうな表情を撮ってもらうなんて…、子どもからしたらムリな話。
せっかく撮ってもらうのですから、撮影時にストレスを感じすぎず、良い写真を撮ってもらいたいですよね。
障害をもつ子の記念写真【写真館が不安なら出張撮影を使おう】



結論、写真館での撮影が不安なら出張撮影を使うと良いと思います。
質問:記念写真で不安なことはなんですか?
障害をもつ子を育てる親に、不安なことを聞いてみました。
- じっとしていられないかも…
- 慣れない場所に入れないかも…
- 衣裳を着てくれないかも…
このあたりの不安が多いようです。
記念写真=写真館で撮る
このような先入観ってありませんか?
実際に、僕も上記の選択肢しかないと思っていました。
「じっとして」「初めての場所で」「衣裳を着て」、さらには『笑顔』で撮らないといけない。
これはハードルが高いですよね。
記念写真の選択肢は、写真館だけではない
「写真館ではハードルが高い」「でも、自分たちで撮る写真じゃ味気ない」
こんなふうに思いませんか?
やっぱり、プロが撮ってくれる写真っていいですよね。
子どもの成長はあっという間。僕も、毎年1回はプロのカメラマンにお願いして家族写真をとってもらっています。
カメラマンが指定した場所で撮影してくれるサービス。これが便利です。



「でも、出張撮影なんて、料金が高いんじゃないの?」
このように思っていませんか?実際、僕も利用する前は料金が気になっていました…。
例えば、出張撮影の撮影料はこんな感じです。
ちなみに、スタジオ撮影では撮影料こそ安いですが、データ・商品代を含めると20,000円を超えることも多いです。
衣裳の貸し出しやメイクなどはスタジオ撮影の特権ですが、これらが不要なら出張撮影も検討してみると良いと思います。
慣れた場所で、自然な笑顔をとってもらおう
初めて行く場所で、動きにくい衣裳を着せられ、ムスッとした表情の写真を撮る。撮影前のバタバタで親もヘトヘト…。
そんなのイヤですよね。
僕の場合は、かしこまった写真よりも、日常の中でみられるような自然な笑顔を写真にして残しておきたいという希望があります。
成長とともに、家族写真で自然に笑った写真なんて、撮らせてくれなくなりそうですしね。
今しか見られない、かわいい笑顔。慣れた場所でリラックスしながら撮ってもらえたら…、と思っていたところに見つけたの『出張撮影』でした。
障害をもつ子の記念写真を成功させるコツ【事前準備が大切】



子どもに「見通し」と「心の準備」をさせておくのが大事だと思います。
記念写真を成功させるコツ3つ
以下の3つは、できるだけ準備しておくべきです。
- 撮影場所に慣れておく
- カメラマンの写真をみせておく
- 衣裳に慣れておく
順番に補足しますね。
出張撮影の場合、指定した場所にカメラマンが来てくれます。撮影場所は早めに決めておき、何度か行って遊んでおきましょう。
子どもが安心できる場所を撮影場所に選びましょう
場所見知りの強い子などは、普段から遊んでいる公園などでも良いかもしれません。
公園など屋外だと天候が気になるかもしれませんが、ラブグラフ



どんな人が撮影してくれるのかを、事前に知っておくと安心感につながります。
例えば、Fammだと自分でカメラマンの顔写真をみながら指定できます。その写真を子どもに見せておけば良いですね。
その他の出張撮影でも、お願いすれば事前にカメラマンの顔写真を送ってくれるところはあると思います。
見慣れておくのも大事
特に、人見知りが強い子などは、念入りに準備しておきたいですね。



せっかくプロに撮ってもらうなら、普段よりも少し「いい服」を着せたいですよね。
でも、「汚れないように…」と当日まで着せずにいると、大事な本番で着てくれなかったら困りますよね。
衣装は事前に、何度か着ておきましょう
特に、こだわりが強かったり、感覚の偏りがある子では要注意。
家の中など、汚しにくい時間帯で練習しておくと良いかもです。
結論:事前準備が大切
結局のところ、いつもと違う『特別』が苦手な子に対して、事前に慣らしておくことが大切だと思います。
- 落ち着かない
- 多動になる
- かたまってしまう
- 泣いてしまう
など。「いつもと違う」といった不安から上記のような行動になってしまう子も少なくありません。
子どもが「安心」して撮影にのぞめる
そのための予告・準備をしておきましょう。
自然な笑顔が最高にかわいいと思う
というわけで、今回はここまで。
最後に、僕が家族写真で大切にしていることを紹介しようと思います。
日常を思い出せる写真
これを大切にしています。毎日の生活の中で、子どもが見せる「動作」「表情」などをそのまま切り取って残しておきたい。
実際に、当時の様子を活き活きと思いだせるのは、クラス写真なんかより何気なくとったスマホに残る写真だったりしますよね。
そういった自然体な写真を、プロのカメラマンに撮ってもらい、10年後、20年後に、妻とお酒を飲みながら子育てを懐かしむ時間をとれたらいいなと企んでいます。