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【結論】発達障害をもつ子の習い事は好きなことから選ぶべき【嫌がるものは遠ざけよう】

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「最近、子どもが習い事を嫌がっている。でも、逃げ癖をつけないためにも続けるべきだよね?ちょっとかわいそうだけど…」

このようなテーマで記事を書いてみようと思います。

この記事の内容

  • 習い事は好きなことから選ぶべき
  • 嫌がる習い事から逃げてもちゃんと成長する
  • 好きなことを見つけることが大切

「習い事は嫌がっても根性で続けるべき」「逃げてばかりだと成長しない」

これらは本当でしょうか?

せっかく習い事をするのに「好きなことに楽しく取り組む」のではダメでしょうか?

この記事では、「発達障害をもつ子との関わり+我が子の習い事選び」で感じたことから、上記の疑問を考えてみようと思います。

とはいっても、僕の結論は次のとおり。

発達障害をもつ子の習い事は好きなことから選ぶべき【嫌がるものは遠ざけよう】

せっかく高い月謝を払って習い事をするわけですから、好きなことから選ぶべき。

習い事、嫌がっていませんか?

我が子の体験談。嫌がるスイミングをやめました。

※習い始めたら継続こそ命 ←そんなことない

コーチは根性論で継続すべきと言っていましたが、かわいそうなのでさっさと退散です。

自然と褒められる習い事がいい

スイミングから逃げた我が子。
その後は、2つの選択肢をみつけました。1つはダンス、もう1つはプログラミングです。

この2つは、両方とも日頃から好んで取り組んでいたことです。音楽が鳴れば踊り出すし、親がパソコンで仕事をしていると一緒に触りたがるし。

お世辞にもうまいとは言えない感じでしたが、楽しそうにしている。楽しそうだから場が和んで、自然と褒められていました。

好きなことなら続けられる

嫌なことを続けるって大人でも大変なこと。だったら辞めて「好きなことを探そうよ」って発想です。

好きなことなら続けられる。
というか、ドンドンやりたくなりますよね。

習い事を嫌がっている原因は、シンプルに「好きじゃない」ってだけのことも多いかもしれません。

子ども自身で判断するのは難しい

「じゃあ、子どもに好きなように選ばせればいいの?」って疑問に思うかもですが、ちょっと違います。

※子どもが好きそうなものを選んであげる

両者は似ているようで異なります。
「親から見た子ども」を大切にしてあげてほしいと思います。

子どもが好きそうなものを選ぶためには、生活の中で子どもをよく観察しなくてはいけません。

よく分からなければ試せばいい

とはいえ、いくら親でも「我が子にはまる習い事」をバシッと一発で決めることは難しいですよね。

実際に、僕も上記のように失敗しているわけですし…。

最近では、無料で体験できるスクールも増えているので、気になる習い事は試してみると良いと思います。

例えば、プログラミング教室ならTech Kids Online Coachingなどは、自宅でオンライン体験ができるのでイメージが持ちやすかったです。

試してみて、「ちょっと合わないな…」と思ったら入会をやめればいいわけですし。

嫌がる習い事から逃げていたら発達障害をもつ子が育たないという誤解

習い事をイヤイヤ続けるくらいなら、一生懸命に遊んだほうがいいと思います。

根性論からの脱却

※「逃げ癖がつく」「忍耐力がつかない」←本当にそうでしょうか?

「逃げ癖がつく」といいますが、言い方によっては「逃げるスキル」がつくともいえますよね。

「精神をすり減らしてまで耐え抜かないといけない」という価値観よりも、「自分が崩れる前にうまく逃げる」ことの方が大切ではないでしょうか。

特に、自分の気持ちをうまく表現することが苦手な子ほど「逃げるスキル」は丁寧に育てていくことが必要だと思います。

嫌なことから学べることとは?

じゃあ、なんで令和になった今でも根性論が横行しているのでしょうか?

きっと「嫌なこと」にも段階があるんですよね。例えば、以下のような感じ。

  • 完全にイヤ。無理。
  • 結構イヤ。我慢の限界。
  • ちょっとイヤ。でもまだ行ける。
  • 少しだけイヤ。とはいえ、ちょっと楽しい。

など。

「イヤだけど乗り越えられそう」や「部分的にイヤだけど、〇〇のためなら頑張れる」などの場合には、少し頑張ってみても良いかもしれません。

要するに、乗り越えられる試練であれば、乗り越えさせてあげることで自信につなげる感じですね。

でも、無理難題を押し付けて「自力で何とかしろ!」っていう根性論は、もう子どもたちに押し付けるのはやめていいと思うんですよね。

結局、大切なのは子どもをよく見ること

結論、『子どもの能力と与えられる課題のバランスを考える』ことが大切だと思います。

子どもの能力をちゃんと見定めるためにも、日々、子どもの様子を丁寧にみないといけないですね。

このあたりは意見が割れるかもしれませんが、「子どもにとって習い事が苦痛にならないようにしたいな」と僕は思っています。

別に習い事なんてしなくても立派に成長する

子どもが習い事よりも、もっと打ち込めるものを見つけたのであれば、別に習い事なんてしなくてもいいのではないでしょうか

実際、僕は幼少期に習い事は一切せず、プラモデルにあけくれたり、親が買ったワープロをいじりたおしたりして過ごしました。

でも、こうやってなんとか立派な大人になれているわけです。

そして、大人になった今でもプラモデルを作っている時のワクワク感などは鮮明に覚えています。これが人生に彩りを与えているのは確かです。

※我が子には、何か夢中になれるものを大人になるまでに1つでいいから見つけてほしい

習い事がそのきっかけになるならやればいいし、他にやりたいことがあるならそっちを優先してもいい。

まとめ:【結論】発達障害の有無に限らず、好きなことを見つけよう

この記事では「嫌がる習い事との向き合い方」をテーマに記事を書いてみました。

ここまでをまとめます。

  • 習い事は子どもの好きなことから選ぶべき
  • 好きなことなら続くし、将来につながる経験となる
  • 好きなこと探しのきっかけとし習い事を選んでも良いのでは?

僕は上記のように我が子の習い事と向き合っています。

「逃げる」というと聞こえが悪いですが、嫌なことから距離をとることは小さいころから少しずつ学ばせてあげたいなと。

たかが習い事でイヤな思いを積み重ねる必要はないですよ。せっかくの貴重な時間、好きなこと・楽しいことにつかうべき。

というわけで、今回はここまで。

「子どもが何に夢中になるか分からないな…」という人は、好きそうな習い事の無料体験を受けつつ考えるのもオススメ。

結局のところ、やってみないと分からないという部分も大きいですからね。
》【解決】発達障害をもつ子におすすめの習い事:選び方のポイント