
「小学生がプログラミングって独学で身につけられるのかな?どうやって学ばせれば良いのか分からないから教えてほしいな。」
こういったテーマで解説します。
- プログラミングの独学は無理じゃない
- 無料で利用できる学習動画とプログラミング言語
- 行き詰ったらスクール利用も考えよう
本音を言えば、お金をかけずに子どもにスキルを身につけさせたいですよね。
でも、今の時代、何を習うにも結構お金がかかります。プログラミングって好きそうな子は多いのですが、スクールの受講費が…。
だったら、独学で学べないかな?って思うのは自然な流れだと思います。
この記事では、プログラミングを独学する上で、利用しやすいサイトを紹介します。
お読みいただき、お得にプログラミング学習の最初の一歩を踏み出してみましょう。
目次
プログラミングの独学は無理じゃない



よく「スクールで受講させれば出来るようになる」と言う人がいますが、誤解です。
スクールは敷かれたレールを走る感じ
スクールでは体系化された「カリキュラム」が用意されています。これがレール。
加えて、「学習の場」が提供されているので、後はレールの上を走ればOK。
でも、レールを走るかどうか、どのくらいのスピードで走るかは本人次第。
当たり前ですが、スクールに課金すればプログラミングが身につくわけではないですよね。
独学はレールの開拓から?←そこまで大変ではない
じゃあ、プログラミングを独学でやる場合は、レールから作らなければいけないか?と言われると、そうではありません。
今は、ググれば子ども向けの教材(カリキュラム)が無料で手に入ります。
試しに「小学生スクラッチ 教材」とかで検索してみてください。
小学生からプログラミングが必修化されたので、今後はさらに自宅教材は増えるんじゃないかと思います。
スクールと独学、どっちがいいの?
こればかりは、「子どもによる」だと思います。
ただ、家で「学習の場」「学習の時間」を用意する自信がない場合には、スクールの利用が良いのではないかと。
また、親がプログラミングに無知だという場合には、最初はスクールで基礎を教えてもらってから独学に移行するのも手かもしれません。
プログラミング独学の導入は動画サイトがやりやすい



独学を選択するなら、以下の動画サイトをまずは見てみましょう。
Why!? プログラミング
NHKの「Why!? プログラミング」公式サイトです。
過去の放送が動画配信されているので、楽しみながら学べます。
プログラミング言語は「Scratch」を使用。配信内容は『初めてScratch』を操作する子から、『Scratchでゲームを楽しむ』という子まで、段階的に学べるように工夫されています。
ドットインストール
こちらは、本来は子ども向けではないのですが、「Scratch 3.0入門」で初心者や子供でも無理なくプログラミングの考え方を学ぶことができます。
少し子ども向けとしては難しい内容も含まれるので、まずは「Why!? プログラミング」から始めて、慣れてきたらこちらを試す感じが良いかと。
動画と同時に、実際に動かしてプログラミングを独学すべき



動画で見るだけではなく、実際に動かしてみると学びやすいと思います。最初は、上記の動画サイトで解説しているScratchを使うのがオススメ。
慣れてきたら、他の言語にも取り組んでみるとスムーズかもしれません。
Scratch
今や小学生のプログラミング学習の定番といえばScratchかと思います。
学習のための教材も豊富なので、まずはScratchから学び始めるのが良いのでは。
世界中のScratchユーザーが作成したゲームが公開されているので、モチベーションも保ちやすいです。
Viscuit
Viscuitはアニメーションやゲームが直感的に作れる日本製の言語です。
パソコンだけではなく、スマホやタブレットでも利用できるのもメリット。
非常に簡単に作れるので、低学年の子にはあつかいやすい反面、高学年~中学生くらいになると物足りなさを感じることもあるよう。
Code.org
GoogleやAmazonなどのIT大手が寄付している非営利団体が作成したサイト。
「コンピューターサイエンス入門」は年齢別のコースがあり、ゲームを通してプログラミングを学ぶことができます。
基本的には、用意された課題をこなしながら学ぶ形になるので、ScratchやViscuitのように自由に作れる方が楽しめる子もいるかも。
プログラミングを独学で始めるメリット



スクールよりも独学で始めるメリットは以下だと思います。
- 無料で始められる
- 向いているかを確かめられる
- 親子で楽しめる
無料で始められる
最大のメリットは「無料」で始められるというところではないかと思います。
とはいえ、家にパソコンとネット環境があるということが前提ですが。
気軽に始められますが、子どもだけでモチベーションを維持することが難しいといったデメリットもあります。
向いているかを確かめられる
無料で使える動画サイトやプログラミング言語を使って、子どもに向いているか確かめられるのもメリットですね。
楽しみながら学べそうか、興味が持続しそうかを確認しましょう。
とはいえ、実はスクールも無料体験ができるところが多いです。独学とスクールを両方とも体験して判断しても良いかもしれません。
親子で楽しめる
スクールは基本的に先生から子どもが学ぶので、親が入るということはありません。
でも、家で独学するなら、親子でパソコンの前に並んで取り組めます。
親子のコミュニケーションを深めるきっかけとしても利用できそうですね。
これ以上の独学は限界…。←プログラミング教室を検討



独学で始めてみたものの、なんかうまくいかない…。ということであれば、プログラミング教室の利用を検討しましょう。
正直、このパターンは多いので、だったら最初からスクールを利用した方が良かったという声は多く聞きます。
しかし、有名なプログラミング教室はまだまだ首都圏にしかないというのが現状。
そんな中、QUREOは全国に教室があります。
まずは公式サイトから自宅の近くに教室があるかどうかを確かめてみましょう。
通える範囲にQUREOがある場合には、無料でレッスンを体験して、学びやすさを確認してみると良いと思います。
または、首都圏にあるプログラミング教室をオンライン受講するという方法もあるので、あなたのご家庭に合った方法で検討してみてください。
それでは、今回はここまで。最後にまとめます。
- プログラミングは無料で独学できる
- 学習のための動画教材とプログラミング言語あり
- 行き詰ったらスクールの利用も検討
ちなみに、QUREOは受講料の面でもコスパ良し。他のスクールが2万円くらいする中で、9,900円~で受講できます。