
「子どもに合ったおもちゃを選んであげたい。発達がゆっくりな子のおもちゃの選び方のコツってなんだろう?最近、なにかと注目されている『おもちゃのサブスク』って、発達がゆっくりだと利用が難しいのかな?」
こういった疑問にこたえます。
- 子どもの発達に合わせたおもちゃを選ぼう
- 子どもの現在の発達の状態を知ることが大切
- 【発達の知識×おもちゃの知識】が子どもを笑顔に

この記事を書いている僕は、言語聴覚士という資格で「ことばの発達がゆっくりな子」の支援をしています。その経験と知識から、おもちゃ選びについて解説します。
結論からいうと、おもちゃ選びは「子どもの発達の状態に合わせる」ことが重要です。
なぜなら、子どもにとって簡単すぎるおもちゃではすぐに飽きてしまいますし、逆に難しすぎるおもちゃでは興味をもてないからです。
そして、子どもの発達に合わせたおもちゃ選びをするためには、おもちゃに関する知識も必要になりますよね。
最近では、おもちゃのサブスクといって、年齢に合わせて子どもに合ったおもちゃを定期的に届けてくれるサービスが注目を集めています。
ただ、『年齢に合わせておもちゃを届ける』といったサービスのため、発達がゆっくりな子には向かないサービスなのでは?と疑問に感じると思います。
そのため、「年齢」ではなく、『発達の状態』に合わせたサービス(おもちゃ)提供が可能なところを問い合わせて探したところ、IKUPLE(イクプル)から良いお返事を頂きました!
この記事では、『発達がゆっくりな子へのおもちゃ選びのポイント』を解説した上で、IKUPLE(イクプル)がオススメな理由も紹介します。
それでは、さっそくお読みください。

実は、IKUPLE(イクプル)は過去に人気がありすぎて新規申し込みを中止した時期がありました。それだけ注目の「おもちゃのサブスク」というわけですね。
※発達がゆっくりな子への知育玩具のサブスクをお探しなら以下の関連記事をお読みください!
発達に合わせたおもちゃ選びが大切な理由

おもちゃは子どもの発達の状態に合わせて選ぶことが大切です。
その理由は以下の3つ。
- 知的好奇心を引き出しやすい
- 発達をうながすことができる
- 子どもが楽しめる!
知的好奇心を引き出しやすい
子どもたちから「おもしろそう!」「やってみたい!」といった知的好奇心を引き出すには、子どもたちの発達の状態に合った興味の引き方が大切です。
子どもにとって簡単すぎるおもちゃではすぐに飽きてしまいます。反対に、難しすぎるおもちゃだと興味をひくことすらできないことも多いです。
子どもが7~8割できるくらいの難易度のものを選んであげるのがコツです。
『好奇心の引き出し方が上手いなぁ』と感じるのが「こどもちゃれんじ」です。【発達がゆっくりな子にも「こどもちゃれんじ」はおすすめ!】の記事で紹介していますので興味のある方はお読みください。
発達をうながすことができる

子どもたちの発達を考える時に、『発達の最近接領域』という考え方が重要になります。
『発達の最近接領域』とは、「自分でできる」と「まだできない」の間にある『手伝えばできる』領域のことです。
この『手伝えばできる』くらいのおもちゃを選んであげると、発達をうながすきっかけとなることが多いです。
たとえば、自分ではまだ上手く積めないおもちゃでも、大人が少し支えてあげると積めるのであれば、上手く積めた経験を繰り返しながら、少しずつ自分でも積めるようになっていけると思います。
おもちゃを選ぶための『手伝えばできる』レベルを把握するためには、大人側に発達に関する知識が必要になります。
子どもが楽しめる!
なにより、お子さんの発達に合ったおもちゃは、子どもが楽しんでくれる確率が上がります。
せっかくおもちゃを与えるのですから、子どもがよろこんで遊んでほしいですよね。
子どもが楽しんでくれるようなおもちゃ選びをするために、ここからは以下の方法を解説していきます。
- 子どもの発達の状態を把握する方法
- おもちゃに関する知識を得る方法
子どもの発達の状態を把握する方法
子どもの発達の状態を知るためには、まずは子どもの行動をよく観察しましょう。
おもちゃ選びのための発達把握であれば、『できていること』に目を向けて観察してあげると良いと思います。
たとえば、「投げる」「叩く」「振る」「踏む」「まわす」・・・などと子どものできる行為をリストアップしてみましょう。
または、「順番は守れる」「〇〇のルールは分かる」「短い時間なら待てる」という子もいるかもしれません。
その後に、『次に出来るようになってほしいこと』も考えてみましょう。
先ほどの話に戻りますが、「できていること」と「次に出来るようになってほしいこと」の間にある『もう少しでできること(最近接領域)』の部分を育てるおもちゃを選べるとベストですよね。
ことばの発達に関しては、はぐくみブログ(当サイト)の【ことばの発達:完全ガイド】の記事も参考にしていただけたら嬉しいです。
おもちゃに関する知識を得る方法
おもちゃの知識を得る方法は、以下の2つになると思います。
- 自力で調べまくる
- 詳しい人から教えてもらう
自力で調べまくる
基本的には、ネットやお店でおもちゃをひとつひとつ見ることでおもちゃに関する情報を得ますよね。
ただ、世の中には無数におもちゃがありますし、それをひとつずつ調べていたのではかなり時間がかかってしまいます。
おもちゃ選びに悩む保護者・保育者に向けて、子どもの発達に合ったおもちゃを見つけられる専門サイトとして、【ハピネットオンライン】が2021年11月からオープンしています。
発達障害の専門の辻井正次教授が監修されているので信頼度は高いですが、まだ、紹介されているおもちゃはそこまで多くないようです。
今後のサービスの充実に期待したいですね!
詳しい人から教えてもらう

「いやいや。おもちゃに詳しい人なんて身近にいないよ」
そうですよね。僕もいないです・・・。
では、どうするか。
最近では、おもちゃのサブスクが注目を集めています。
「おもちゃコーディネーター」のような専門スタッフが、子どもに合ったおもちゃを選定して自宅に送ってくれるサービスですね。
このようなサービスを使ってみるのもひとつの方法かと思います。
発達がゆっくりな子へおもちゃのサブスクは使えるか?

「でも、こういうのって、年齢を基準におもちゃが送られてくるんじゃないの?」
僕もそう思ったのですが、いくつかの企業に問い合わせてみたところ、IKUPLE(イクプル)から良いお返事をもらえました。

イクプルの担当者より
発達がゆっくりなお子さんの場合には、実年齢ではなく、発達の状態(発達年齢)に合わせたおもちゃを用意することができるそうです。
おもちゃの要望やお子さんの成長具合などを、毎回のおもちゃ交換時にアンケートで記入する形になっているとのこと。
そこに発達の状態を記入すれば、発達に合わせたおもちゃを送ってくれるようですので、お子さんの成長や遊びの様子を見ながら要望を伝えていきましょう!
【IKUPLE(イクプル)】がオススメ!
IKUPLE(イクプル)は、定額料金で2か月に一回、お子さんの発達に合わせたおもちゃが自宅に届くサービスです。
取り扱いの玩具の対象年齢は、3、4か月頃~4歳くらいまでのようです。
特定のおもちゃのリクエストは難しいですが、「叩くもの」「ルールのあるもの」などのおもちゃの特徴に関する要望は伝えられます。
そのため、「今の発達は〇歳くらい」とか、「〇〇な遊びができます」とか、お子さんの状態をIKUPLE(イクプル)担当者に伝えましょう。その情報に合わせたおもちゃを選定してくれるはずです。
届く玩具の例は、公式サイトで紹介されていますので、以下のリンクから見てください。
料金
IKUPLE(イクプル)には、おもちゃの個数によって、2つの料金プランがあります。

どちらも、おもちゃの交換頻度は2か月に1回、送料はかかりません。
1日に換算すると、ライトプランでは83円、レギュラープランでは123円です!
届くおもちゃの例

レギュラープランなら、2~3万円相当のおもちゃが届きます!
ポイント・サービス
IKUPLE(イクプル)では、利用金額の5%の還元ポイントが付きます。
このポイントは、おもちゃの支払いには使えないのですが、日用品の購入サービスに使えます。
2か月に1回、おもちゃと一緒に日用品も会員特別価格で購入・配送のサービスがあるため、貯まったポイントを交換するとお得です。

レンタル中のおもちゃを壊しても弁償なし!
レンタル中のおもちゃが壊れてしまったり、汚れてしまったりしても弁償や買取の必要はありません。
返却時期になったら、ほかのおもちゃと一緒に返送すればOKです!
【IKUPLE(イクプル)】の口コミ・評判

デメリット
- 届くおもちゃが事前にわからない
- やりとりが問い合わせフォームのみ
デメリット①:届くおもちゃが事前にわからない
届くおもちゃが事前にわからないので、子どもの誕生日の前などは、おもちゃがかぶってしまわないか不安になりました。
初回の申し込みの時に、家にあるおもちゃを入力するフォームがあるので、既に持っているおもちゃとかぶってしまうことはありません。
事前に届くおもちゃを知らせてほしい場合には、キッズ・ラボラトリーの方が良いかもしれません。
デメリット②:やりとりが問い合わせフォームのみ
キッズ・ラボラトリーなどはLINEでやりとりができるので、IKUPLE(イクプル)のように問い合わせフォームのみでのやりとりに不便さを感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、僕自身は特に不便さは感じませんでした。
交換時期にアンケートで要望を伝えられるので、問い合わせフォームから要望を伝えることはほとんどありませんでした。
発達がゆっくりな子の場合は、最初の数回はやりとりが必要になるかもしれないですが、軌道にのってしまえばアンケートのやりとりで十分になると思いますよ。
メリット
- 業界最安値のプラン(小さく始められる)
- 豪華なおもちゃが届く(2~3万円相当)
- ポイントがつく
メリット①:業界最安値のプラン(小さく始められる)

「おもちゃのサブスクってどうなの?使ったことがないからイメージがもてないな・・・」
って思いますよね。
実際のところは利用してみないと分からない部分も多いと思います。
ライトプランは月2,490円で業界最安値です。おもちゃが2か月に3個ずつ届くので十分だと思いませんか?
おうちにあるおもちゃと併せて遊ぶのであれば、不便を感じない量だと思います。
メリット②:豪華なおもちゃが届く(2~3万円相当)
IKUPLE(イクプル)のおもちゃの価格設定は2~3万円とのこと(レギュラープラン)。
これは、おもちゃのサブスク業界でもトップクラスです。
業界最安値の料金で、トップクラスのおもちゃが借りられるのですから、うれしいですよね。
自分ではなかなか買わないようなおもちゃもたくさん届くところも魅力です。
メリット③:ポイントがつく
先ほどもお伝えしましたが、利用金額に応じたポイントがつきます。
ポイントを利用して日用品を購入できるのが、他のおもちゃのサブスクと異なるところです。
これが意外と便利+お得なんです。
購入できる日用品は、公式サイトで詳しく紹介されています。
まとめ:親子で楽しい『おもちゃライフ』を!
最後までお読みいただきありがとうございました。ここまでまとめます。
- おもちゃ選びは子どもの発達に合わせるのが大切
- 子どもに合ったおもちゃは発達を刺激してくれる!
- IKUPLE(イクプル)は発達がゆっくりな子でも対応可能
子どもの発達に合ったおもちゃは、好奇心を刺激して成長を促してくれます。
発達に合ったおもちゃを選ぶためには、【発達に関する知識×おもちゃの知識】が必要です。
発達に関しては日ごろのお子さんの様子を丁寧に観察して、「できること」「できるようになってほしいこと」を把握していきましょう。
おもちゃに関しては、自分で調べる方法の他に、おもちゃコーディネーターに任せる(IKUPLE(イクプル))という方法もあります。

「でも、もっと発達がゆっくりな子に特化したサービスはないかな?」
発達がゆっくりな子への知育玩具のサブスクならCha Cha Chaがオススメです。
国内で唯一『特別支援教育プラン』といって発達がゆっくりな子向けのサービスがあります。
詳しくは【特別支援教育プランのあるおもちゃのサブスク:Cha Cha Chaの特徴&口コミ】の記事をお読みください。

親子で楽しい『おもちゃライフ』を!
